赤ちゃんがテレビを見ることは悪影響しかないは勘違い!テレビから得られるいい影響と活用法

赤ちゃんのうちからテレビを見せるのは良くない、とよく耳にしたり、小児科や子育て支援センターなどに「スマホに子守りをさせないで」というポスターが貼ってあるのを目にしたりします。

何となく、あまり赤ちゃんには良くないのかな・・・という印象を受けますが、テレビが赤ちゃんに悪影響しか与えないというのか勘違いだという事をご存知でしょうか?

今回は、赤ちゃんとテレビ視聴について、その影響や活用方法について紹介したいと思います。

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赤ちゃんがテレビを見ることは悪影響しかないは勘違い!

 赤ちゃんがテレビを見ることは悪影響しかないは勘違い!

赤ちゃんにテレビを見せると、言葉の発達が遅れたり、運動能力に影響を与えたりする可能性があると言われ続けてきました。

しかし、テレビが赤ちゃんにとって悪影響なのであれば、子供向けの教育番組や通信教育のDVDなども視聴を控えた方が良い事になります。

ですが、「テレビ視聴は良くない」と言われる反面、「子供向け番組を見せる事は良くない」とは言われません。

テレビやビデオなどのメディアが赤ちゃんに良い影響を与えないのであれば、矛盾が生じます。

そして、最近になってテレビを見ることが赤ちゃんに悪影響を与える訳ではなく、テレビの見せ方が問題となる場合がある事が分かってきました。

NHKが行った研究とその結果

NHKが行った研究とその結果

子供とテレビの視聴に関する調査は1970年代から行われてきました。

多くの調査が行われてきましたが、メディア視聴と子供の問題行動との因果関係ははっきりと解明されないままでした。

NHKは子どもに良い放送プロジェクトというプロジェクトを立ち上げ、テレビやスマホ、ビデオなどのメディア視聴が子供にどんな影響を与えるか調査を行ってきました。

2003年から12年間、1200世帯を対象としてメディア視聴の調査を行い、1日のメディア視聴時間を15分間隔で記録していきました。

その結果、4歳から5歳頃までの子供が多く見ている番組はアニメや漫画などの幼児向け番組が多く、それ以降になるとバラエティ番組の視聴が増え、9歳以降になるとドラマの視聴時間が増える傾向にある事が分かりました。

また、バラエティ番組は大人も一緒に見ている場合が多く、アニメ番組は子どものみで視聴している時間が長い事もわかりました。

教育系などの年相応でポジティブな内容の番組を視聴すれば赤ちゃんにとってプラスの効果をもたらし、暴力や残酷なシーンなどネガティブな内容の番組を視聴すればマイナスの効果をもたらすと言われています。

この12年間の追跡調査の結果から、メディア視聴が乳幼児の発達に大きな影響を与える訳ではない事が分かりました。

メディアからのコミュニケーションは一方向であり、赤ちゃんの時期に必要なのは対話を要する双方向のコミュニケーションなのです。

絵本の読み聞かせや遊び、周囲の大人とのコミュニケーションのやり取りが赤ちゃんの言葉や運動能力へ影響を与えます。

海外では国家規模でメディアと子供の成長についての研究が行われています。

イギリスでは、2000年から2001年にかけて生まれた約1万9千人を対象とした、メディアや親の関わり方などが子供の成長に与える影響について調査を行っています。

メディアとの接触と子供の成長との因果関係については、日本だけでなく世界規模で関心を寄せている事なのです。

赤ちゃんがテレビから得られるいい影響とは?

赤ちゃんがテレビから得られるいい影響とは?

乳幼児のうちから教育番組を見せる事で、赤ちゃんの言葉の発達を促し、語彙を増やす効果があります。

赤ちゃん自身の世界を広げ、想像力を豊かにしたり、成績の向上にも繋がったりと、良い効果も期待できます。

生後間もないうちから、テレビをじっと見つめる赤ちゃんがいますが、テレビを真剣に見ているわけではなく、ぼんやりと見える光や、聞こえてくる音に反応しているだけで内容を理解しているわけではありません。

赤ちゃんの視力は弱く、新生児期では明暗が分かる程度です。

生後6ヶ月頃でやっと視力は0.1ほどで、物との距離が少しずつ分かってくるようになります。

人の顔を見分ける事が出来るようになるため人見知りがはじまるとも言われています。

1歳でようやく視力が0.1から0.2前後になり、個人差はありますが3歳頃で視力が1.0ほどになると言われています。

1歳を過ぎる頃には身体も自分の意思で動かす事が出来るようになり、テレビの内容に合わせて歌ったり、一緒に身体を動かしたりする事が出来るようになってきます。

2歳を迎える頃には、番組の内容から情報を得たり、内容を理解したりする事が出来るようになってきます。

赤ちゃんに良い影響を与えるテレビ活用法

赤ちゃんに良い影響を与えるテレビ活用法

テレビを通して赤ちゃんに良い影響を与えるためには、赤ちゃんだけにテレビを見せるのではなく大人も一緒に視聴する事が求められます。

そして、一緒にテレビ番組を視聴して「いまどんな気持ちだったと思う?」「〇〇ちゃんは何をしてたかな?」など、親子の会話のためのツールとしてテレビを活用します。

テレビ番組に関する質問や会話のやり取りを行うことで、子供の集中力が高まり、より情報が頭に入りやすくなります。

ママが家事や調理をしている時に子供がテレビを視聴していると、静かにしているしママも助かりますが、見せっぱなしではなく、ところどころで会話のやり取りを交えたり、考える方向性を示したりするだけでも、テレビ視聴の効果は得られます。

赤ちゃんにテレビを見せる時の注意点

赤ちゃんにテレビを見せる時の注意点

  • テレビとは2m以上離れて、適切な音量で視聴しましょう。
  • 見せる番組は教育系や子供向けの番組を選ぶようにしましょう。
  • 見せっぱなしにせず、視聴時間やルールを決めましょう。
  • テレビ番組を通じて、親子の会話の時間を増やしましょう。
  • 長時間視聴せず、絵本や運動などの遊びをしっかり行いましょう。

日本小児科学会は、2歳以下の乳幼児にテレビを長時間視聴させるのは控えるよう提言しています。

全部で6つの提言を行っていますが、その中に「テレビやビデオを見せる時は親も一緒にリアクションを行い、子供の質問に答えるようにする」という旨の記述があります。

また、同学会が作成した「スマホに子守りをさせないで」というリーフレットも各地で目にしますが、メディア視聴だけに頼るのではなく、対人コミュニケーションを大切にして欲しいとメッセージが込められています。

親としては、赤ちゃんがテレビを大人しく見ていてくれたら家事もはかどって助かりますが、赤ちゃんがじっとテレビを凝視しているのは光や音などに注意を向けているだけの状態です。

子ども番組の多くは、赤ちゃんの興味を引きやすいカラフルな色を活用していますが、目の機能が未発達とはいえ、テレビ視聴を長く続けると目が疲れます。

また、就寝前にメディア視聴を行うと光や音が強い刺激となって、寝つきが悪くなったり夜泣きの原因となったりする事もあると言われています。

とはいえ、赤ちゃんにテレビやビデオを全く見せない事は難しいですし、見せないようにと神経を尖らせているとママも疲れます。

テレビやビデオ以外の遊びをしっかり取り入れ、メディア視聴をコミュニケーションツールとして上手に活用していけば、メディア視聴は赤ちゃんにとって有害なものにはならないのです。

テレビ漬けの我が子の5年間を見てきて思うこと

我が家は同居家族なので、1日中大音量でテレビがつけっぱなし、子供も絵本やおもちゃで遊ぶより新生児期からテレビの前にいる時間が長いという、一般的には決して良くない環境で我が子は育ちました。

家族の考え方がバラバラだった事も原因ですが、私は「目や耳が悪くなるのではないか」「他人に興味のない子になるのではないか」「言葉が発達しないのではないか」そんな不安を抱えて、いつもピリピリしていました。

そんな中で、意識的に家族全員が行っていたのは、子供が興味を示した内容や事柄に対しては、しっかりと答えることです。

「これは何?」「どうしてそうなるの?」「なんで?」と聞いてきた事には、なるべく答えるように意識してきました。

時は流れ、子供はいま5歳になりましたが、当時の私が心配していた事はすべて杞憂に終わりました。

子どもは家族の誰よりも目が良く、上空の人工衛星をすぐに見つけられるほどです。

環境的な要因で今もテレビの音は大きいですが、大人が聞こえないような小さな物音も聞き取れるくらいに耳も良いです。

お友達とも仲良く遊んでいますし、言葉も保育園の先生に驚かれるくらいに語彙も多く、表現力も豊かです。

そんな子供をみて、テレビやビデオを悪いものだと思って罪悪感を抱きながら見せる必要はなかったのだと今になって思います。

大人もほんの少しの時間だけ家事の手を止めて、子供に話しかけたり問いかけたりしていくだけでも十分なのだと思いました。

テレビやスマホ、ビデオ視聴が必ずしも問題なのではなく、「これを見せてさえおけば、それだけで良い」と子供をほったらかしにする事が問題です。

テレビガードや柵を活用しよう

テレビガードや柵を活用しよう

ハイハイやつかまり立ちをするようになった赤ちゃんは、見るもの全てが興味の対象となります。

今まで遠くから見ていたテレビにも近づいて触る事が出来るようになるため、テレビの画面を手で叩く、至近距離でテレビを見るなどの行動が見られるようになります。

そんな時にはテレビガードやベビーゲートを活用しましょう。

テレビガードも様々な種類がありますが、おすすめしたいのはテレビに合わせて製作して貰える商品です。

ストッパーがついているもの、お手頃価格で購入できるものも数多く販売されていますので、必要に応じて購入を検討しても良いかもしれません。

テレビそのものよりも、テレビに近づかないようにしたいという時には、ベビーフェンスやベビーゲートなどの柵を設置すると良いでしょう。

近づいて欲しくない位置を囲んでおけば、赤ちゃんが簡単に近づく事は出来ません。

赤ちゃんの遊び場所を囲んでおけば、簡易的なプレイルームにもなります。

テレビを上手に活用して育児に役立てよう

テレビを上手に活用して育児に役立てよう

子育てをしていると、どうしてもテレビやビデオなどのメディア視聴に対してマイナスのイメージを持ちがちです。

その反面、私達の生活にはメディア視聴が深く根ざしているため、赤ちゃんだけメディアから遠ざけようと思うと、大人にとってはストレスを感じるものです。

これまでお伝えしてきたように、メディアそのものから遠ざけるのではなく、大人が関わって一緒に視聴するようにすれば、余計なストレスを感じなくて済みます。

テレビやビデオを正しく活用する事が出来れば、育児をする上でとても役立つお助けグッズになります。

パパやママにとって無理なく子育てを行っていけるように、うまくテレビやビデオなどのメディアを活用して、楽しく育児が出来ると良いですね。

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