「靴を履かせるだけなのに玄関で汗だくになる!」
というくらい、私の子供は靴を履くことが嫌いで、玄関でのけぞって全身全霊で靴を履くことを拒否。そろそろ手をつないでお散歩出来るかなーっと楽しみに想像していたつかまり立ちをしていた頃には、玄関で子供と格闘するなんて思いもよらないことでした。
靴を履くのをこんなに嫌がるなんてうちだけでは?と思っていたのですが、悩んでいることを相談すると多くのママが経験することだと知って安心しました。
いまよりもう少し赤ちゃんがスムーズに靴を履いてくれるようになれば、もっとお散歩を楽しむことが出来ます!
今回は私自身の経験から、靴を履くことを嫌がる子におすすめしたい靴を紹介します。
赤ちゃんが靴を嫌がる理由
赤ちゃんものけぞって嫌がるくらいですから、靴を嫌がる理由があるはずです。
- 靴に慣れていないため
- 靴に締めつけられるのが嫌だ
- 靴が重い
- 靴を履くと暑い
上記が靴を嫌がる代表的な理由とされています。
歩き始めたばかりの赤ちゃんは、まだ喋ることが少なく、赤ちゃんの様子を見ながらなぜ嫌がるのかを推測する必要があります。
思いつく理由を改善してみても、一向に理由が分からず困ってしまうママも多いと思います。
なぜ嫌だったのか?我が家の場合
私もなぜ嫌がるのか推測するところから格闘が始まり、いろいろなことを試しました。
結局、気づくと嫌がらずに履くようになっていたのですが、思い返してみると私の子供が嫌がる理由は上記であげた理由がほぼ全て当てはまっていたように思います。
靴を嫌がる理由を1つ1つクリアすると言っても、靴を買い替えるにはお金がかかります。
最初はあまりお金をかけたくなかったのが本音で、どうやって慣れてもらうかが中心でした。
しかし、少し歩きだして靴を履くようになっても、外出中は抱っこやベビーカーでの移動がメインになるし、子供の靴はすぐに小さくなるし、思うように慣れてはくれませんでした。
そうしているうちに、周りのお友達は公園でどんどん歩くようになり、楽しそうに遊んでいる姿を見て、私の子供にも靴を履いて安全に楽しく遊んで欲しいという思いが徐々に強くなりました。
そこで出来るだけお金をかけずに、プチプライスな靴で嫌がる理由をクリアしていこうと考え方を変えました。
その中から特におすすめしたい靴を紹介します。
おすすめの靴
アティパスのラバーシューズ
~重くて嫌、締め付けが嫌という赤ちゃんにおすすめ~
子供の靴を手に持ってみると、商品によって重さがかなり違うことが分かります。これは今まで靴を履かずに過ごしていた赤ちゃんにとっては大きな違いで、「足に重りを付けている感覚」と表現することが出来るほどだそうです。
歩き始めの赤ちゃんには、出来るだけ軽い靴を選ぶことがおすすめですが、より自然に履くことが出来るのがアティパスのラバーシューズです。
靴下と一体になっていて、靴下に靴底のラバーが付いているようなイメージで、とても軽くて靴下を履くような感覚で自然と馴染みます。
歩き始めの赤ちゃんには、足首のホールド感が大切と言いますが、アティパスのラバーシューズは素足で歩いているような感覚で歩けるので、歩き始めに室内で練習したり、靴に慣らすために着用したりするのもおすすめです。
屋外で安心して歩けるようになっても、靴底のラバーは丈夫な作りをしているので、長く使用出来る点もおすすめポイントです。
IFME「ウォーターシューズ」
~蒸れて暑くなるのが嫌という赤ちゃんにおすすめ~
元々靴を嫌がらない子供でも、夏場は靴を履くことを嫌がる子が増えます。
大人でも暑い時期に靴下を履いて靴を履くのは苦痛に感じますが、小さな子供も一緒で、足が暑くなるのを嫌がります。
そこでおすすめしたい靴が、IFMEのウォーターシューズです。
足の甲部分がメッシュになっていて、通気性抜群です。シンプルな作りなので、靴自体がとても軽く、夏場に履いていても蒸れにくく暑くなります。
靴下を履かなくても大丈夫な水陸両用タイプで、水に濡れても滑りにくい作りになっています。
また、靴裏にいくつか穴があいていて、水遊びをしても靴の中に入った水が抜けるようになっています。
ビーチサンダルと違って、しっかりとした靴底でかかともホールドされるので、脱げにくく、靴底は厚みがあるため、日射で熱くなるコンクリートの上を歩くときでも安心です。
購入は種類や色が豊富なアカチャンホンポがおすすめです。稀にサイズに偏りがある商品がセール価格になっている場合もあります。
夏本番になると、サイズが少なくなっていることが多いので、早めの購入がおすすめです。
NIKE「ダイナモフリー」
~嫌がる赤ちゃんに履かせやすい!ママにおすすめ~
公園に行くと女の子も男の子も履いている確率が高いダイナモフリーは、8cmからサイズがあることに驚きました。
小さいサイズから展開されていても、スリッポンタイプのスニーカーはよちよち歩きの歩き始めにはどうなのかなと少し不安に思っていましたが、外出時に嫌がって履かせるのに苦戦したり、外出中に自分で靴が脱げなくてぐずったりすることが解決出来るのではないかと予想して購入しました。
思っていた通り、とても履かせやすく、自分でも脱ぐことが出来るので子供のストレスも少ないようでした。
靴自体がしっかりしなり、足に馴染みやすいので、不安だった脱げたり転んだりはありませんでした。
2歳を過ぎて大きいサイズで再び購入したときには、自分で履くことも出来るようになっていました。かかとの紐が大きいので、1人でも履きやすかったようです。
NIKEのスニーカーは少し大き目の作りになっていることが多く、それはキッズスニーカーにも共通しています。
通常のサイズよりも1cm近く小さいものでも履ける場合が多く、しっかりとフィッティングが必要な商品なので、お店で試着をしてから購入することをおすすめします。
靴に慣れるために出来ること
赤ちゃんは生まれてから歩きだすまでの間、ほとんど靴を履くことがありません。
裸足で身軽だったのに歩けるようになった途端に靴を履くことになるので、靴を嫌がる赤ちゃんは多いと言われていますが、いきなり靴を履くよりもまずは慣れさせることも大切だとされています。
まずは練習をしよう
つかまり立ちを始めたら
- 最初は靴下に慣れるところから始めます
- 靴下を嫌がらなければ、ファーストシューズを室内で履かせてみます
ファーストシューズは外歩きが出来るように、ソール部分も滑らないしっかりした作りになっています。室内履きとして使用しても滑ることはないので、靴に慣れるために室内で練習するのにもおすすめです。
嫌がるようだったら、ファーストシューズの前に履く用にプレシューズがあります。
外歩き用には作られていないので、靴に慣れる練習として使用しましょう。しっかりとした靴の形をしていますが、ファーストシューズより軽いので、履く習慣を身につけることが出来ます。
伝い歩きを始めたら
- 外出時に赤ちゃんにも靴を履かせてみましょう
- 抱っこ紐やベビーカーでの移動になると思いますが、赤ちゃんにも玄関で履かせることがおすすめです
ママが履いているところを見せるようにして、「靴を履くとお外に出られるよ」ということを赤ちゃんにも見せるようにしましょう。
抱っこ紐やベビーカーで移動中に靴を履いていると、気付かないうちに落としていることもあるので、ゆるく履かせるのではなく、靴下や面テープなどでしっかり止めましょう。
靴選びのコツ
赤ちゃんに最適な、履きやすく、歩きやすい靴を選ぶと、靴を嫌がらない場合があります。
以下を参考に、赤ちゃんの靴選びをしてみましょう。
- 重すぎない
- 靴の中で足の指が自由に動かせる
- かかとがしっかりとしていて、安定感がある
- 靴底が固すぎない
- 靴を履いた状態で指先に5mm~1cmのゆとりがある
お気に入りの靴を見つけて赤ちゃんとお散歩を楽しもう
ママが履かせたい靴と、赤ちゃんが履きやすい靴は違うんだ!と、我が家の靴騒動で私はつくづく実感しました。
それでも、靴を嫌がる赤ちゃんがどんな靴だったら嫌がらずに履いてくれるのかを検討し実践するのは、ママにとっても楽なことではありません。
ですが、靴を嫌がることも赤ちゃんの意思表示で、成長の証です。最近、次女が少しずつ歩くようになり、長女の昔の靴を久しぶりに出して見ると、小さいサイズのものはとても綺麗で、「そういえばこの靴で嫌々していたなー」とか「これは重たくて嫌だったんだろうな」と小さい靴を手に取り、思い出がよみがえります。
サイズごとに見ていくと、ある一定のサイズあたりから靴がとても汚れていました。
もうこの靴を履いていた頃には、靴を嫌がることもなく散歩して、外遊びを楽しんでいたのかと思うと、靴を嫌がる時期は本当に一瞬だったと、過ぎた日々を思い出すことが出来ました。
今回の記事が、靴を嫌がる赤ちゃんを持つママにとって、靴選びのアドバイスとなり、赤ちゃんとお散歩が楽しめる手助けになれば嬉しいです。
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