赤ちゃんのよだれが凄い!よだれかぶれ予防のためのケアと対策

予防接種を忘れていた時はどうすればいい?育児の悩み
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生後5ヶ月ころになると早い赤ちゃんは歯が生えてきて、もうこんなに大きくなったんだと感動してしまいますよね。

でも赤ちゃんはあまり嬉しくなさそう。理由は分からないけど機嫌が悪くなることが多いし、歯が生え始めてからいつも何かを噛んでいてよだれがすごくて、せっかくの綺麗な肌がよだれで赤くなっちゃったと悩むママも多いです。

 

赤ちゃんのよだれかぶれにはちゃんとした原因があります。
今回は赤ちゃんのよだれかぶれのケアと対策について紹介します。

 

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赤ちゃんのよだれかぶれとは?

よだれかぶれ

赤ちゃんのよだれかぶれとは、いつも口から出ているよだれによって肌がかぶれたり、荒れたりしてしまうことです。真っ赤になった赤ちゃんの肌は見るだけで痛そうで、なんとかしてあげたくなります。

 

赤ちゃんのよだれかぶれについては正しい知識を身につける必要があります。
間違った知識、間違った対策を行うと逆によだれかぶれを悪化させてしまうことになりかねません。モチモチとした赤ちゃんの肌のためにも適切なケアを行うことが大切です。

 

赤ちゃんのよだれかぶれの原因

よだれかぶれ

赤ちゃんは口の周りの筋肉が十分に発達していないため、まだ常に口を閉じておくことはできません。
そのため唾液がだらだらと口から流れ出てしまいます。赤ちゃんは基本的には生後3ヶ月頃からよだれが出てきます。そして5ヶ月ころになると、早い子では歯が生えてくるためよだれの量が増えてきます。
特に歯が生え始めた赤ちゃんの歯茎はむずかゆくなります。そのかゆみを抑えるために赤ちゃんは常に何かを噛みます。結果的に噛むという行為で唾液腺が刺激され大量のよだれが出てくるのです。

 

よだれかぶれは赤ちゃんが起きているときだけでなく、寝ているときにも原因があります。
ベッドに置いてすぐに眠りについてくれたらいいけど、なかなかそんな赤ちゃんはいません。しばらくはベッドの上で転がりまわって遊ぶ、もしくは眠たいのに眠れない辛さで泣きじゃくることもあります。そんな時によだれがベッドのシーツや枕にべっとりとついてしまうのです。また眠っている赤ちゃんはよだれを垂らしますし、よく動きもします。よだれがたっぷりとついたシーツの上で眠っていたため朝起きたら、よだれかぶれができているなんてことも多々あります。
濡れた枕やシーツはこまめに取り替え、お布団は晴れている日は毎日外に出して日光で乾燥させることが大切ですね。

 

赤ちゃんのよだれが多すぎると心配するママもたくさんいます。私もそうでした。

いつもよだれを垂らしていて、1日にスタイを10枚以上変えるほど。でも赤ちゃんにとってよだれはいいものでもあります。

例えばよだれは歯や歯茎についた雑菌を洗い流す役割を果たしたり、食べ物の消化を助ける働きもあったりします。赤ちゃんが順調に成長していればよだれの量を心配することはありません。

 

赤ちゃんのよだれかぶれが出来やすい場所

よだれかぶれ

よだれかぶれができやすい場所は、よだれが出てくる口周りやほっぺ、そしてよだれが垂れてしまう首元などですが、意外と見落としがちなのがあごの下です。

赤ちゃんは大人とは違って首がとても短いです。多くの赤ちゃんの首はあごの肉に埋まっていて、とても可愛らしいです。この可愛らしいあごの肉の下によだれかぶれが意外とできやすいのです。口周りやほっぺはこまめによだれを拭きとっているけど、あごの下は意外と気付いていない方も多いです。あごの下をきれいにしようとすると、赤ちゃんは嫌がるかもしれませんが、よだれかぶれを防ぐためにも適切なケアをしたいですね。

 

そして、信じられないかもしれませんが、大量によだれを出すことでお尻の肌荒れにつながる事もあるのです。「唾液は自然の通じ薬」と言われることがあります。大量のよだれを出す赤ちゃんは、結果的に柔らかい便を普段よりも多い回数することがあります。そのためオムツでかぶれやすい部分もケアすることが大切です。

 

赤ちゃんのよだれかぶれの予防のための肌ケア方法

よだれかぶれ

赤ちゃんがよだれかぶれにならないための一番の予防法はこまめによだれを拭きとることです。

よだれを拭くときには柔らかい素材のタオルやハンカチ、もしくはコットンに水をつけて優しく拭き取ることが大切です。

ポイントとしては化粧水をお肌につけるときのように優しく押さえる感覚で拭くのがおすすめです。赤ちゃんの肌はとても繊細で敏感です。ゴシゴシとこするように拭くと赤ちゃんの肌を傷つけてしまう可能性があります。

 

赤ちゃんの顔を1日2回優しく洗うのも予防になります。その際には温かいお湯を使って洗ってください。

 

お風呂の楽しい時間にも予防をすることができます。多くの薬局やマーケットで赤ちゃん用の石鹸、シャンプーが売られているので、それらを使いましょう。赤ちゃんの肌にとっては普通の石鹸も刺激が強すぎます。

何より赤ちゃん用の石鹸、シャンプーのほとんどは低刺激なので、泡が目に入っても痛みません。お風呂の時間に赤ちゃんがぐずることもなくなります。

 

赤ちゃんにおすすめの無添加石鹸(湿疹・肌荒れがひどいくてアトピーかもという時用)
赤ちゃんの肌はとてもデリケートです。皮膚トラブルがある時には、なるべく刺激が少なくて肌に優しい石鹸を選びたいものです。そこで今回は、皮膚トラブルのある赤ちゃんでも安心して使用できるおすすめの石鹸について紹介していきます。

 

また前述したように夜眠っている間にもよだれかぶれが起きてしまうことがあります。そのため寝る前には水で肌をきれいな状態にしてから、肌に優しいクリームを口周りとほっぺにつけるといいでしょう。クリームのバリア機能によって、赤ちゃんが眠っている間によだれかぶれになることを防ぎます。

 

赤ちゃんのよだれかぶれを防ぐためにケアはいつから必要?

よだれかぶれ

よだれかぶれを防ぐためには定期的なケアが必要です。生後3ヶ月ころには、赤ちゃんはよだれを垂らし始めるので、そのころからよだれを定期的に拭くケアは必要です。よだれが出始める時期には個人差があるので、もしかしたら早めのケアが必要となる赤ちゃんもいます。

 

赤ちゃんのよだれかぶれが治まるのは基本的には1~2歳の間と言われています。このころになると口周りの筋肉が発達して自然と口を閉じることができるようになるからです。

 

赤ちゃんがよだれかぶれになった時の対策

よだれかぶれ

赤ちゃんの肌がよだれかぶれになってしまったら、ワセリンなどの保湿剤を塗るのがおすすめです。

塗る前には必ず赤ちゃんの肌を洗うか拭くかで綺麗にして、しっかりと乾かすことが大切です。その後に定期的に保湿剤を塗ることで改善します。

お風呂から出たときに塗る習慣にするのは最適です。もし改善しない場合は皮膚科へ行くことをおすすめします。

 

もう1つ、赤ちゃんがよだれかぶれになった時にできることは、よだれかぶれを悪化させないことです。

おすすめのスキンケア商品は潤静(うるしず)です。
赤ちゃんの向けに専用に作られたため安心して使えます。1度ぜひどんな商品か確認してみてください。

今まで以上に定期的なケアをするのはもちろんのこと、香料なしの洗濯洗剤で赤ちゃんの服やよだれかけを洗うことも良いと思います。その際には赤ちゃんの服だけではなくママ・パパの服も肌に優しい洗濯洗剤を使って洗ってもいいかもしれませんね。

 

赤ちゃんにワセリンやステロイドは大丈夫?

よだれかぶれ

 

ステロイドやワセリンを赤ちゃんに使ってもいいのか、副作用はないのかなど様々な心配を抱えるママも多いです。

 

ワセリンは現在赤ちゃん用の低刺激のものも薬局で売られています。ワセリンは特に目立つ副作用はないので赤ちゃんにも安心して使えます。

ワセリンの最大の効能は保湿なので、ワセリンだけではよだれかぶれは治りませんが、定期的なケアとワセリンを併用することでよだれかぶれは治ります。少量を手に取って掌でなじませてから、よだれかぶれを起こしている個所に塗ることが大切です。

1日に塗る回数は決まっていませんが、朝と夜寝る前の最低2回は塗ることをおすすめします。寝る前に塗るとワセリンのバリア機能でシーツなどについたよだれから肌を守ることもできます。

 

また、ワセリンよりもステロイドの使用を恐れるママが多いのではないでしょうか。ステロイドを使用すると、肌が黒くなる、成分が肌に残る等の副作用があると思われています。

しかし、ステロイドは正しく使用すると短期間でよだれかぶれを治してくれます。大切なのは長期間使わないことです。ステロイドの使用については副作用や使用期間など詳しくお医者さんに確認し、指示を守るようにしましょう。

 

赤ちゃんがよだれかぶれにならないように早めに対策をしよう

よだれかぶれ

すべすべの赤ちゃんの肌を守るためには定期的なケアが一番大切です。よだれかぶれの対策に遅すぎることはあっても早すぎることはありません。常日頃からよだれが垂れたらきれいに拭く、食事のあとは顔や手をきれいに拭くことが一番大事です。

 

赤ちゃんが大きくなったら、起床後に顔をいっしょに洗って、濡れた肌をしっかり乾かして、そしてごくごく少量の保湿剤で保湿する、そして寝る前にはバリア機能のために薄く保湿剤をつけるといいですね。赤ちゃんの肌を守るだけではなく、親子のコミュニケーションにも最適な時間となります。

 

日頃のケアが赤ちゃんのすべすべの肌、そして赤ちゃんの笑顔につながります。笑顔溢れる肌トラブルフリーの生活を赤ちゃんと一緒に過ごせることを心から願っています。

 

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