コンセントキャップ・カバーで赤ちゃんのコンセント事故は防げる?感電や誤飲が心配

赤ちゃんはとても好奇心が旺盛です。

ハイハイやつかまり立ちの頃になると、目につくものを何でも触ったり口に入れたりします。

特に隙間や小さな穴には興味津々です。

赤ちゃんの目から見たら、コンセントは大好きな小さな穴がいくつも開いている、未知の箱のように映っているのかもしれません。

でもコンセントは電気が通っている危険なものです。

赤ちゃんがコンセントの近くにいると、事故や怪我を想像してパパやママもヒヤヒヤしますよね。

そこで今回は、赤ちゃんのコンセントに関する事故とコンセントカバーでの予防策について紹介したいと思います。

  • 赤ちゃんの活動範囲にあるコンセントの対処法は?
  • 赤ちゃんのコンセントに関係する事故はどのくらい起きている?
  • 赤ちゃんのコンセントに関係する事故はどんなものがある?
  • 赤ちゃんがコンセントキャップを誤飲した時どうすればいい?
  • おすすめのコンセントキャップ、コンセントカバーは?

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赤ちゃんはコンセントを抜くのが好き?

赤ちゃんはコンセントを抜くのが好き?

自分で動けるようになってくると、赤ちゃんはいろいろな物に興味を示します。

コンセントもその1つで、コンセント自体にも興味を示しますし、刺さっているケーブルもどうにか抜こうとします。

なぜコンセントが好きなの?

と不思議に思うかもしれませんが、赤ちゃんがハイハイをしている時の目線の高さが、コンセントの位置とピッタリ合うからなのです。

赤ちゃんの目線は大人よりずっと低い位置にあるので、大人の考える危険なものと、赤ちゃん目線での興味を引くものとは必ずしも一致しません。

そして赤ちゃんの行動は予測不能です。

予測が出来ないだけに、赤ちゃんがコンセントを抜き刺ししたり、電源コードを引っ張ったりする事で事故に繋がっているケースもたくさんあるのです。

  • 目線の高さにコンセントがあり興味を持つ赤ちゃんが多い。
  • 赤ちゃんの行動は予測不能で大人だと危険だと分かることも平気でする。
  • 刺さっているコンセントを抜こうとしたり、よだれのついた指でコンセントを触ったりと危険。

赤ちゃんのコンセントや電源コードに関係する事故

赤ちゃんのコンセントや電源コードに関係する事故

1歳から4歳頃までの子供の死因で最も多いのは、不慮の事故です。

不慮の事故の約50%以上は家庭内で起きており、思いもよらない事が事故に繋がっている場合が多いようです。

外れかけのコンセントに触れて感電

赤ちゃんが抜け落ちそうな電源プラグに触った事で、感電する事故がいくつも報告されています。

手が汗ばんでいたり、よだれで濡れていたりする状態でコンセントに触れると大変危険です。

以前、自宅のコンセントが抜けかけていたので刺し直しをした事があるのですが、電源プラグとコンセントが触れた瞬間に青い火花が飛び散った事があります。

幸い子供がいない時間帯で誰も怪我をしませんでしたが、子供が触っていたらと考えると怖くなりました。

100Vの家庭用電源で一瞬ビリッとする程度であれば体への影響は少ないですが、感電時間が長くなる事で体への影響も大きくなります。

感電した時の対処法

赤ちゃんでもバチッとした瞬間に反射的に手を離しますが、万一赤ちゃんが手を離せなくなっていたら親が対処をしましょう。

体が汗やよだれで濡れている、床が濡れているなどしている時は、子供を助けようとして親も感電する恐れがあります。

子供の体ごと突き飛ばしたり、コンセントに触れている手を叩き落としたりするなどの方法があります。

感電による重篤な事態が発生したら?

万一、感電による失神や心肺停止などの重篤な状態に陥った場合は、救急車を呼ぶ事も検討しましょう。

特に、心肺停止状態になった場合には、救急車が到着するまでは心臓マッサージやAEDなどの処置を行う必要があります。

不測の事態に備えて、救急救命の基礎知識を身に付けておくと安心かもしれません。

赤ちゃんの症状で救急車を呼ぶか迷ったときは「#8000」で相談
赤ちゃんの体調が悪くなると、とても心配ですよね。赤ちゃんは症状を言葉で伝えられないので、周囲の大人が判断しなくてはいけません。初めての症状だと、対処に困ることもあります。今回は、赤ちゃんの症状で緊急を要する場合や、迷った際の相談窓口について紹介します。

金属を刺した時の火花による火傷

赤ちゃんは、大人が考えもしないものをコンセントに刺す事があります。

実際に起きた事故で多かったものは、鍵やハサミ、ヘアピンやフォークなどの金属製品を刺す事故です。

金属はよく電気を通しますので、コンセントが焦げたり、金属が溶けたりする場合もあります。

ほかにも、シャーペンの芯や豆電球、電気のコード、針などをコンセントに刺したという報告もありますし、子供が鍵を刺し込んだ事でコンセントがショートして、停電が起きたという事例もありました。

また、人体も電気を通すため、子供が火傷をする事も少なくありません。

火傷の程度も、水ぶくれくらいのものから広範囲の火傷まで様々です。

火傷が小さな水ぶくれ程度で、子供の体調や顔色に影響がない場合にはそれほど心配はありませんが、火傷が広範囲になったり、黒く焦げたりしている場合にはすぐに受診をしましょう。

コードにひっかかり落下による怪我

子供が直接コンセントに触らなくても、コンセントに刺してある電源コードに引っかかり、上から物が落下して怪我をするという事故も数多く起きています。

報告されているものの一例として、アイロンや電気ポット、加湿器、電子レンジなどが落下する事例があります。

比較的軽いものであれば軽傷で済みますが、家電製品は重量が重いものが多いため、骨折に至ったケースもありました。

また、落下したものが直接当たらなくても、電気ポットのお湯が子供にかかって火傷する事もあります。

ほかにも、電源コードや電化製品のケーブルが首に巻き付く事故や、コンセントに埃がたまった事による感電、子供が携帯電話の充電器を舐めたといった報告も多く挙がっていますので、特に注意が必要です。

  • 外れかけのコンセントに触れて感電事故がいくつも報告されている。
  • 赤ちゃんが感電していたら突飛ばしたり、触れている手を叩き落としたりして親も感電しないように助ける。
  • 針金を指して火傷もある。
  • 感電して意識がない、心停止、ひどい火傷の場合はすぐに救急車を呼ぶ。それ以外の場合で心配になったら#8000で相談を。
  • コンセントを巻き込んで2次災害で重い家電製品が落ちてきたり、熱湯をかぶったりする。

コンセントカバーやキャップ等、事故を防ぐための対策

コンセントカバーやキャップ等、事故を防ぐための対策

赤ちゃんのいたずら防止のために、コンセントカバーやコンセントキャップを使用して対策をしている家庭も多いと思います。

昨今では、コンセントカバーやキャップの認知度も高くなり、100円ショップなどで手軽に購入できる安価な商品も増えてきました。

ただ、商品による良し悪しもありますし、せっかくの対策も赤ちゃんに簡単に突破されたという体験談も多く寄せられています。

コンセントキャップは赤ちゃんでも外せる?

東京都生活文化局の「いたずら防止用コンセントキャップに関する調査」によると、実際に子供が感電した事故はないものの、多くの保護者が赤ちゃんのコンセントに関する事故を意識しているという調査結果が報告されています。

子供のいたずら防止のためにコンセントキャップを使用した事があると答えた保護者は全体の約6割に上ります。

キャップは、白色系で形がシンプルなものを選ぶという回答が圧倒的に多くありました。

その中で、キャップを使用した事があると回答した保護者の約3割が「子供にキャップを外された」と答えています。

そして意外にも、子供が外したコンセントキャップは、白色系で形状がシンプルなものが圧倒的に多かったのです。

シンプルで目立ちにくいものの方がいたずらされにくいように感じますが、かえって子供の好奇心をくすぐるのでしょうか。

乳幼児6人を対象とした実験から見えたこと

  • 0歳児の非力な赤ちゃんでも3種類のコンセントキャップを外す事ができる。
  • 2歳児では6人で28種類中25種類を外す事が出来た。
  • 動物モチーフのカラフルなデザインのキャップは興味の対象となり、外される可能性が高い。
  • キャップを外した子供の4割が口に入れようとしており、1歳半未満の約半数が口に入れるか、口に入れそうになった。

多くの親がコンセントキャップを使用した事があるものの、子供が外してしまうため使用をやめたと答えていました。

白色系でシンプルなコンセントキャップは子供が外す可能性が高く、カラフルでかわいいコンセントキャップもたくさん市販されていますが、逆に子供の興味を引く可能性があります。

子供が異物を口に入れる年齢としては、2歳未満が多いとされています。

また、コンセント使用後に大人がキャップをし忘れる事も多くあり、対策をしているからといって、必ずしも安全ではないのです。

海外のコンセントキャップ事情

海外でもほとんどの国に様々な形状のコンセントカバーやコンセントキャップが導入されているものの、明確な規格や規制は存在していません。

イギリス

イギリスでは、コンセントカバーやキャップなど安全性に規制がないものに頼るべきではなく、子供を電化製品から遠ざけるべきだとしており、コンセントキャップを使用しないよう政府が呼びかけています。

アメリカ

以下は、全米電気製品製造業協会(NEMA)のホームページの記述を一部引用したものです。

コンセントに挿し込むタイプのコンセントキャップは、手軽に購入する事ができて設置も簡単な上、2歳未満の子供には効果がてき面です。

しかし、ある調査によると4歳児の47%が某社のキャップを外すことができ、別の会社の製品では2歳児と4歳児の100%が取り外すことができたとの実験結果が出ています。

そして、取り外しに要する時間は10秒以内です。

おすすめのロック付きコンセントキャップ

ベビーロディ baby Rody コンセントキャップ

カラフルで可愛い上に、カップを奥まで差し込むと子供が簡単に外せない構造になっています。

実際の購入者からも、子供が外せなかったという感想が寄せられていました。

リッチェルベビーガード リラックマコンセントキャップ

白地にさりげないリラックマのワンポイントがついたキャップです。

キャップを奥まで差し込む事で抜けにくくなっています。

イマージ ママ・パパ安心 コンセントキャップ

とてもシンプルですが、丸形でかわいい印象のキャップです。

奥までしっかり差し込めば、簡単には外せません。

しかし、どのキャップでも、子供の年齢によっては簡単に外せたという体験談もありますので、外れにくいからといって過信しすぎないように注意しなくてはいけません。

  • コンセントの穴に差し込むキャップタイプは赤ちゃんが外せることも多い。
  • 海外でもコンセントキャップに注意喚起している。
  • コンセントキャップは小さくデザイン性のある物が増えている。
  • 100円均一でも売っており手軽に購入できる。

コンセントキャップの誤飲に注意

コンセントキャップの誤飲に注意

赤ちゃんの口は大人が思っている以上に大きく開き、口に入れた物を飲み込んでしまいます。

口径39mmが赤ちゃんの口のサイズの目安となり、トイレットペーパーの芯くらいの大きさものは口に入ると考えて良いでしょう。

大きさのイメージがつかみにくいという方は、誤飲チェッカーという商品が市販されていますので、それを使用するのも良いかもしれません。

下記の方法で購入する事が出来ます。

ジャフパ通信販売の案内

一般社団法人 日本家族計画協会(JFPA)は、行政と協力し、専門家の指導を得ながら、家族計画・母子保健の普及啓発のための事業を推進している公益民間団体です。

コンセントキャップの多くは、赤ちゃんの口に入る大きさですので、実際に誤飲したという体験談も多いのです。

赤ちゃんが誤飲したら?

赤ちゃんが誤飲しても、プラスチック製のカバーやキャップはレントゲンに写りません。

顔色や機嫌、嘔気に気を付けながら様子観察を行う場合が多いです。

いずれは排泄物と一緒に体外へ排出されますが、飲み込んだ物の形状によっては臓器を傷つける可能性がありますので、心配な時は受診をしましょう。

飲み込めない形状のコンセントキャップ

コンセントカバー、コンセントガードなど名称も形状も色々ありますが、子供がいたずら出来ず、誤飲の心配もないものが安心ですね。

リッチェル ベビーガード コンセントフルカバー2連

コンセントを使用したままコンセントごとカバーで覆う事ができるため、子供がいたずらでコンセントを引き抜いたり、触ったりする心配がありません。

取り付けもネジ留めで、子供が簡単に外す事は出来ません。

購入者のレビューでも、取り付けたら子供が見向きもしなくなったという体験談が記載されています。

ほかにもコンセント1つ対応、3連対応があります。

コンセントフルカバー

赤ちゃん本舗で購入できるコンセントのフルカバーです。

赤ちゃんが簡単に外す事が出来ない仕様になっていて、いたずら防止に使用できます。

マイスト セーフティロックコンセント

使用していないコンセントを隠す事ができるカバー付きです。

取り付けも両面テープで簡単に出来るので、工具は必要ありません。

ただ、取り付けが簡単な分、子供によっては取り外せて、カバーを取る事もあるようです。

市販の道具では心もとないという場合には、コンセントカバーを自作するという方法もあります。

また、コンセントから複数の電源コードがたこ足配線で繋がっている場合には、ケーブルボックスなどのコードを収納できる道具を活用して、赤ちゃんがコードにつまずかないように配慮が必要です。

コンセントカバーやキャップ以外の対策

コンセントカバーやキャップは便利な反面、赤ちゃんの月齢や子供によっては取り外しが出来るものも多いので、根本的な解決にはなりません。

いっそ、コンセントのおもちゃを買い与えて好きなように触れるようにする事も出来ますが、逆にコンセントに興味を持たせるという側面もあり、道具を使用した対策は一長一短です。

そこで、道具を使用しない対策をいくつか紹介します。

棚や家具でコンセントを隠す

赤ちゃんの目にコンセント自体が触れないように、隠すという方法もあります。

赤ちゃんの嫌いなものや恐い絵などを貼る

赤ちゃんが嫌いなものや恐がるイラストなどを描いてコンセントの近くに貼ったり、絵や写真などでコンセント自体を塞いだりするという方法もあります。

我が家で実践するとしたら、鬼やおばけのイラストを描いてコンセントの上にテープで留めるようにします。

低い位置のコンセントは利用しない

落下すると危険な電化製品は、低い位置のコンセントを利用しない方が良いと思います。

使用しないコンセントはカバーなどで覆って、赤ちゃんが触れないようにすると良いでしょう。

子供の興味があるものをコンセントの近くに置く

子供が好きなものを敢えてコンセント近くに置いて、コンセントから子供の興味を逸らせるという方法です。

子供にコンセントを触ってはいけないと教える

恐らく、これが一番大切な事なのではないかと思います。

ただ、教える時に「触ってはいけない」「危ないからダメだよ」という言い方ではあまり子供に伝わらないようです。

我が家は、息子が動きまわれるようになってからもコンセントキャップやカバーなど一切使用しませんでした。

子供がコンセントの方を見ていたら、触ってはいけないものだと言い続けた結果、息子がコンセントや電源のコードで遊ぶ事はありませんでした。

ただ、電気のONとOFFをスイッチで切り替えるタイプのコンセントがいくつかあり、そのスイッチはよく触っていました。

スイッチで遊んでいたら、その都度コンセントやスイッチの危険性を教え続けてきました。

初めの頃は、「スイッチは危ないから触ってはダメ」という言い方をしていましたが、危ない理由が分からなければ子供は触りたがります。

私としては、「難しいことを言っても分からないかな?」と思っていましたが、旦那がしっかりと理由を説明したら、意外にも息子はあっさりと納得してくれて、目からうろこの心境でした。

もちろん、1度や2度ではなく何度も言い続けた結果ではあるのですが、パパやママの言う事が何となく理解できるようになっているなら、しっかりと理由を伝えると案外子供なりに納得してくれます。

難しい言葉を並べると伝わりにくくなりますので、子供が分かりやすい言葉で、身近なものの例えなどを交えて教えると理解しやすいようです。

とにかく危ないからダメ、ではなく、なぜダメなのか理由を伝える事も大切な事だと気づかされました。

  • 赤ちゃんが誤飲しないように大きいサイズのキャップやカバーにする。
  • 赤ちゃんが誤飲したら受診する。
  • コンセントキャップ、カバー以外の対策を取ることを検討する。

赤ちゃんが安全に過ごせるように行動範囲の見直しをしよう

赤ちゃんが安全に過ごせるように行動範囲の見直しをしよう

大人の目線と赤ちゃんの目線では、見えるものの位置が全く違います。

何が危険なのか、どこに対策が必要なのかを見つけるためには、パパやママがハイハイしながら家の中を点検しても良いかもしれません。

コンセントに関する対策グッズは、紹介してきたように赤ちゃんが簡単に外せるものも多いため、根本的な対策にはなりません。

パパやママが赤ちゃんに、コンセントは危ないもので触ってはいけないこと、異物を口に入れてはいけない事などをしっかりと教えるようにしましょう。

「自分で経験しないと覚えない」という意見の人もいるかと思いますが、赤ちゃんが重大な怪我をしてからでは遅いのです。

台所など、どうしても入ってはいけない場所には、ベビーサークルなどを使用して立ち入れないようにする事も考えてみてはいかがでしょうか。

赤ちゃんが安全に安心して過ごせるように、ぜひ自宅の点検をして環境を整えるようにして下さいね。

コンセントキャップやカバーに頼らず赤ちゃんの生活範囲を見直して安全な環境を作るよう心掛けることが大切。一度、赤ちゃん目線で家の中を点検しよう。

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