2歳ごろになって遊び方が分からないと悩んでいる方は結構います。2歳になると、今まで以上に自我が芽生え、行動範囲も広がって、今までの遊びが通用しなくなることはよくあります。
元気にすくすく成長している姿を見られるのは幸せなことだけど、楽しく遊んでいると思えばすぐに飽きてしまったり、突然機嫌が悪くなったり何をしたいのかわからない・・。
どう遊んだらいいのか、どう接したらいいのか難しいなと感じたことはありませんか?
今回はそんなママへ2歳の子どもの特徴や遊び方、成長・発達に合った室内遊びを5つ厳選しました。
楽しい親子の時間を過ごす参考にしていただけたらと思います。
- 同じように悩んでいるママはいるの?先輩ママはどうやって解決したの?
- 2歳になって子供の考えが急にわからなくなりどうしたらいいの?
- 機嫌がいいと思っていたら、すぐに悪くなることが多くて理解不能!
2歳の子どもとの遊び方がわからないと悩んでいるママは沢山いる
安心してください。
2歳の子どもと
- どうやって遊んだらいいのかわからない。
- どうやっておもちゃの取り合いを止めたらいいのかわからない。
- どうして泣いているのかわからない。
- 何がしたいのかわからない。
多くのママは子どもとの接し方がわからずに悩んでいます。
なので、子どもの気持ちがわからなくて子育てに自信が持てない、なんて悩まないでください。
子どもはその時その時で気持ちがコロコロ変わるので、完璧に理解してあげられなくても、ママが向き合ってくれているという姿勢は子どもにも伝わります。
一般的には第一次反抗期「魔の2歳児」と呼ばれることもあります。イヤイヤが激しくなります。
赤ちゃんの頃はいろんな行動を試して失敗しながら学んでできるようになります。2歳は自我にも目覚めていろんな気持ちを試行錯誤しながら形成していると考えるとコロコロと変わる気持ちも納得できます。
また、客観的にいろんな気持ちが表れるのを楽しく対応できます。
焦らずじっくり付き合っていきたいですね。
- 2歳の子どもの対し同様の思いを感じているママはたくさんいる。
- 一般的に第一次反抗期「魔の2歳児」と呼ばれている。
2歳の子どもの特徴
身体の発達
2歳を過ぎると体つきも立派になり、赤ちゃんから幼児の体型に変わってきます。
しっかり歩けるようになり、走る、片足立ち、つま先遊び、飛び跳ね、階段を上り下りと、色々な動きができるようになります。
ママと手をつないでお散歩したり、ゆっくりですが長い距離も歩けたりするようになります。
小さなアリや虫を見つけてはしゃがみこんで眺めたりして、ママもそっちのけで夢中になって遊びます。
指先の発達
指先を使う細かい作業ができるようになってきます。
パジャマを脱いだり着たり、ボタンをとめたり外したりできるようになります。
また、遊びの中ではクレヨンやペンを使って思いのままにぐるぐる円を描いたり、殴り書きをしたり、しっかりと握る力がついて自由に描けるようになります。
まだはさみは上手に使えないかもしれませんが、はさみで切って遊びたいという気持ちがあるので紙を切ろうとします。
他にも、粘土で色々な形を作って、「それはなに?」と聞くとちゃんと名前が決まっていて教えてくれます。
集中して遊んでいると思ったら3分くらいで飽きてたり、ほかのおもちゃに気が向いて投げ出したりしますが、好きな遊びになると長い時間集中して取り組めるものもでてきます。
言葉の理解
語彙力がつき、単語の数が増えてきます。
「パパ」「ママ」「わんわん」「にゃんにゃん」「ちょうちょ」など話せる用語も増えてきます。
また二語文といって「わんわん、いた」と話せるようになったり、「これなあに?」「なんで?」など質問したりすることもできるようになります。
徐々に「なんでパパいないの?」と三つの言葉が入った文も増えてきます。
また、言葉を理解していて、食べるものと着るものの違いが分かったり、「お買い物に行くよ」というと玄関に向かい靴を履いて戸を開けようとしたり、言葉だけでその先に何をするのかを理解しています。
会話ができるようになって意思疎通が取れるようになってくると楽しみも増えてきますよね。
注意を向ける力
ママが「コップ取って」と子どもに言うと、その言葉を理解してコップをママのところに持ってきてくれるなど、大人の指示にも従えるようになります。
自我の発達
会話が楽しくなることと一緒に自分を表現する力もついてきます。
自分でやりたい!いや!など自己主張がはっきりする、いわゆる、イヤイヤ期という時期に突入していきます。
例えば、着替えはママが選んだものは着たくない!自分で選ぶ!自分で着る!といった風に着替え一つをとってもママにとっては一苦労です。
あまりに手をかけてしまうと、機嫌を損ねて泣き叫んでしまい、収集がつかないことは日常茶飯事というママの話はよく聞きます。
周囲との関係
まだ2歳だとお友達と仲よく遊ぶことは難しい時期です。
どちらかと言えば、一人遊び、もしくは一人の大人の人と遊ぶことが多くあります。
同じ空間でほかのお友達と遊んでいると、急におもちゃの取り合いが始まったり、いきなりお友達を突き飛ばしてしまったりと、まだ言葉で何と言ったらいいかがわからずについ手が先に出てしまうこともあります。
- この頃から小さな大人という人もいる。
- 自我が発達して自分と相手を認識する。
2歳の子どもの特徴・発達に即した室内遊び
ここからは2歳の子どもの特徴・発達に即した身体を元気に動かしたり、指先を使ったりする遊びを5つ紹介します。
ボール遊び
身体全身を使って投げる・蹴る・拾う・転がすといった色んな動作をします。
どっちに転がっていくかな?とボールを投げてそれを追いかけるだけでも楽しく遊ぶことができます。
ごっこ遊び
お人形を人間の赤ちゃんに見立てて、日常でママが自分にしてくれることをお人形に子どもしてあげるようになります。
子どもがママになりきれるように、「赤ちゃんはおなかすいているみたいだよ」など声のかけ方を工夫すると、ママがやっている通りのことを見よう見まねで遊びます。
積み木重ね
1歳のころは3,4段の積み重ねが限界だったかもしれませんが、2歳になると8~10段を積み重ねられるようになります。
積み重ねるのも楽しいですが、崩れて倒れる瞬間も楽しいようで何度も繰り返して遊べます。手先の器用さや集中力を磨くことができます。
シール貼り
指先を器用に使えるようになるので、色々な色や形のシールをペタペタ貼るだけでも、集中して遊ぶことができます。
粘土遊び
硬い、柔らかいという手先の感覚を養うことができます。
万が一お口に入れても安全な小麦粘土も市販で販売されていますし、手作りすることもできます。
色とりどりの粘土を使って色の名前を言いながら遊ぶこともできます。
室内遊びに活用できるおもちゃ
指先を使う
・ブロック
・積み木
・おままごとセット
・いろんなサイズや色の折り紙
・絵の具やはさみ・粘土
・パズル
・電車とレール
・車やトラックなどのタイヤのついたおもちゃ
ごっこ遊び
・鍋や食器、水道に見立てたもの、コンロやレジ、切って遊べる野菜など台所にあるおもちゃでママの真似をして遊びます。
・ドールハウスでお人形を使って遊びます。
身体を動かす
・三輪車
・ボール
イヤイヤ期の子どもとの遊び方のポイント
共感してあげる
泣いている理由がわがままに聞こえても、まずは「そうだね、悲しいね」「そうだね、取られたらいやだよね」と共感をしてあげます。
お友達と遊んでいておもちゃを取られたとしても、「仲良くしてあげなさい」「貸してあげたら?」と言ってもいやいやが激しくなる一方です。
しかし、共感してあげるといったん気持ちが落ち着くこともありますし、ママはわかってくれた、と信頼関係も築くことができます。
そのあとに、どうすればよいかという案を出してあげると良いです。
二択を選ばせる
いやいやになってしまい、どうにもならない状況でも、かなりの確率で調子が戻るやり方です。
例えば、着替えてほしいのに着替えたくない!いやだ!となってしまった場合「スカートにする?それともズボンがいいかな?」と二択を出してあげると、どちらかを選びます。
そうなればさっきまで着替えないと言っていたとしても、着替えのスイッチが入ります。
何かをさせたいとき、二択で提案してあげる方法をぜひ試してみてください。
焦らず冷静に見守る
よくあるのがおもちゃを取った、取られたと喧嘩になることがありますが、その時はママが冷静に「順番にしようね。」「お友達が遊んでいるから待ってね」と言ったり、「あっちのおもちゃ楽しそうだよ!」と気を逸らしたりしてあげます。
喧嘩が始まったとしてもすぐにママや大人がすぐに割り込むのではなく、少し様子を見て、子どもたちがどんなやりとりをするのかも見守ってみましょう。
一旦、時間を置く
何をやっても泣き叫ぶし、機嫌が悪くてどうにも手におえない・・ママもイライラ・・
そんな時は、一旦相手にするのをやめてそのまま泣かせておきましょう!
子ども本人も、どうしていいか分からない気持ちを泣くとこで吐き出しているのです。
少し落ち着いてきたころを見計らって、そっと抱っこしてあげて気持ちを落ち着かせてあげてください。
ママであっても、完璧に子どもの気持ちを受け止めるなんてことはできません。
ママが焦らずにゆったりした気持ちで受け答えをすることで、子どもの気持ちも時間とともに落ち着いてくれます。
子どものいう言葉だけを捉えずにどういう気持ちなのかを考えて会話してみましょう。ママやパパが冷静に対応しないとますますイヤイヤが激しくなります。
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