赤ちゃんの首浮き輪「スイマーバ」をお風呂で安全に使おう!放置は事故の原因

生後2ヶ月の赤ちゃんの育児に使えるおすすめ育児用品育児・子育て
この記事は約8分で読めます。
スポンサーリンク

赤ちゃんと一緒にお風呂に入ると、赤ちゃんを気にしながら頭を洗い、体を洗い、合間に上の子を洗い・・・とママは大忙しです。

先輩ママから、「お風呂で赤ちゃんの首浮き輪を使うと楽だよ」なんて言われたものの、首浮き輪って何?と疑問に感じているママもいるのではないでしょうか。

 

「首浮き輪」より「スイマーバ」の名称の方が浸透しているかもしれません。

我が家も首浮き輪の評判を聞いて、赤ちゃんが生まれる前から早々と購入していました。

 

今回はママ達に人気のスイマーバについて、安全な使用方法と注意事項などについてご紹介します。

 

スポンサーリンク

お風呂で使える赤ちゃんの首浮き輪とは?

スイマーバ

赤ちゃんの浮き輪をタイプ別に大きく分けると、2種類あります。

1つは浮き輪に両足を通すための穴が2ヶ所開いているタイプです。

お座りが出来るようになった頃から使用出来て、長く使えます。

 

そして、もう1つはアルファベットのCに似た形状で、2ヶ所にベルトが付いています。

首につける首浮き輪、通常の浮き輪のように胴につけるボディリングがあります。

首浮き輪は、首すわり前の生後1ヶ月から使用する事が出来ます。

ボディリングはベビーサイズが6ヶ月から2歳頃まで、キッズサイズは2歳から4歳頃まで使用出来ます。

 

日本のママ達に人気となっているのは、赤ちゃんの首にはめるタイプの首浮き輪です。

 

赤ちゃんの首浮き輪で有名なのはスイマーバ

スイマーバ

赤ちゃんの首浮き輪といえば、スイマーバが有名です。

通常のレギュラーサイズに加えて、小さめの赤ちゃん用にプチサイズもあります。

 

今ではかなり知名度が高くなってきたので、聞いた事があるママも多いのではないでしょうか。

自宅用としても、ギフトとしてもかなりの人気があります。

 

なぜそんなに人気があるの?

赤ちゃん

スイマーバはイギリスで発売されてから世界各国でも発売され、日本を含めた世界中で人気がある商品です。

 

公式サイトであるスイマーバジャパンによると、スイマーバは赤ちゃんにプレスイミングをさせる目的で作られた、浮き輪型スポーツ知育用具です。

生後間もない乳幼児のうちから水と触れ合い、水に入る感覚や浮く感覚、水中で体を動かす感覚などを通してバランス感覚を養い、水に対する恐怖や抵抗感を感じないようになります。

水中で手足を動かす事で全身運動になり持久力が身に付くほか、適度な疲労によりぐっすり眠れるようになり、夜泣きが改善されたという報告もあります。

 

スイマーバは世界中で人気がありますが、日本での人気の理由はほかの国と少し違います。

 

日本でスイマーバが人気を集める理由

赤ちゃん

日本には、お風呂というと浴槽に浸かって体を温め、疲れを癒すという文化があります。

赤ちゃんと一緒にお風呂に入ろうと思うと、赤ちゃんを抱っこした状態で浴槽に浸かる必要があるため、ママは自分の頭や体を洗うのも一苦労です。

 

ママが体や頭を洗う時だけパパに赤ちゃんを抱っこして貰ったり、ベビーチェアやお風呂マットに置いたりする事で、何とか少しの時間を確保できます。

そんな時に、赤ちゃんにスイマーバをつけてお風呂に浮かせておけば、ママも両手が空いて頭や体を洗う時間が作れるという口コミがママ達の間で広がりました。

もちろん、赤ちゃんがスイマーバをつけてプカプカ浮いたり、泳いだりしている姿はとても可愛いので、それも人気を集める理由の1つです。

 

ママ達の体験談

赤ちゃん

買ってよかったママの意見

  • 装着も嫌がることなく、お風呂に入れても初めから気持ち良さそうにしてくれて、泳ぐ姿はホント可愛いです。(生後1ヶ月)
  • 運動になるからか、使用後はぐっすりと眠ってくれるので助かりました。(生後4ヶ月)
  • 子どもも楽しそうで見ていて可愛いのと、必ずご機嫌でいてくれるので、親としても大変だったお風呂が楽しみに変わりました。(生後2ヶ月)

 

イマイチだったママの意見

  • 6ヶ月の我が子には全然ダメでした。何度首にやっても泣いてだめ。
  • 新生児の頃から全然寝てくれないのでいろいろ試していました。しかし、こちらも首にかけた瞬間にギャン泣きの繰り返し。
  • 当時生後8ヶ月の息子の入浴用にと購入したのですが、息子が太っていたためか、これを装着した際に首が絞まってしまったようで、泣いて二度とつけさせてくれませんでした。

 

やはり、赤ちゃんによって合う、合わないがあるようです。

適応月齢でも使用出来ない、適正体重でもうまくいかないという意見もありました。

ほとんどのレビューに共通していたのは、使用中は親が絶対に目を離さないことです。

ほんの数秒でも事故が起きたという報告が何件もあります。

 

ちなみに我が家では、長男に生後3ヶ月くらいの時に使用してみましたが、何度かは浮き輪でプカプカ浮いたり、浴槽を泳いだりしていました。

その後は、スイマーバをつけようとするだけで何故かギャン泣きをするようになり、首に当たる部分がチクチクしているせいか、何とか着けても泣いてしまい結局お蔵入りになりました。

先日、4ヶ月の次男に初めて使用してみたらまんざらでもない様子だったので、様子をみて使用してみようかと思います。

 

赤ちゃんの首浮き輪はいつから使える?

笑顔

赤ちゃんの首浮き輪は生後1ヶ月から使用可能ですが、実際には赤ちゃんの顎が浮き輪に乗るようになってから使用するよう呼びかけられています。

生後1ヶ月と言っても赤ちゃんによって成長に差があり、顎がきちんと浮き輪に乗らない状態で使用すると、赤ちゃんが水の中に落ちたり、溺れたりする事故に繋がりかねません。

 

使用期間の目安としては、生後18ヶ月かつ11kgまでとされています。

 

赤ちゃんの首浮き輪の使い方

首浮き輪は赤ちゃんの首に浮き輪をはめて使用しますが、取り扱い説明書をよく読んだ上で使用前の準備、使用時の注意などの使用方法を守って使用するようにして下さい。

 

使用前の確認事項

  • 浴槽のお湯の水深は、赤ちゃんが足を伸ばした時に足が底につくくらいにしておき、水温はやや低めで35℃±2℃を目安とします。通常のお風呂の入浴時は38℃くらいです。
  • 浮き輪に空気漏れがないか確認した上で、浮き輪の上部、下部の順番で空気を入れて栓をして、栓をしっかりと浮き輪に押し込みます。
  • 空気を入れる時には、浮き輪の外周にシワが少し残る程度を目安として、空気が少なすぎたり、空気を入れすぎたりしていないか確認をします。
  • 水中に60秒間沈めて空気漏れの有無やトラブルがないかをチェックします。

 

赤ちゃんへの装着方法

  • スイマーバを両手で広げて、赤ちゃんの顎の下からそっとつけて、首の後ろで2ヵ所のベルトをはめます。
  • 赤ちゃんの顎がしっかりと浮き輪に乗っているか、浮き輪が顎と頭をしっかりと支えているか確認します。
  • 浮き輪の隙間から顎が落ちてしまわないように、スイマーバのロゴマークが赤ちゃんの顎の下に来ているか点検します。
  • 首回りがゆるくないか、逆にきつくはないか確かめます。目安としては、首の周りに指2本が入るくらいがちょうど良いとされています。
  • 生後6ヶ月までの赤ちゃんは大人2人が付き添いを行い、1人が赤ちゃんを支えて、もう1人が首に浮き輪を装着します。

 

浴槽での使用方法

  • 慣れないうちは泣く事があるため、赤ちゃんの機嫌が良い時に5分程度の短時間から開始して、徐々に時間を伸ばしていきます。
  • 使用時間の目安は、お風呂の入浴時は5分程度とし、水遊びでは30分以内として、長時間の使用は避けるようにします。
  • 赤ちゃんが泣いた時には異常の有無を確認して、湯温は適切か、眠気や機嫌はどうかを肌に触りながら確認します。
  • 泣いたり嫌がったりするようであれば、無理に使用しないようにしましょう。
  • 毎日なるべく決まった時間に使用する事で、体の緊張がほぐれてリラックスでき、赤ちゃんがぐっすりと眠る事が期待できます。

 

赤ちゃんの首浮き輪の注意点

赤ちゃん

日本では家庭用の浴槽で使用する場合が多いですが、もともと入浴を目的として作られているものではありません。

使用する際は必ず取り扱い説明書をよく読んでから使うようにしましょう。

 

新品で購入した商品でも、稀に小さな穴が開いていて空気が漏れる事があります。

使用前に空気漏れの確認を必ず行うようにして下さい。

 

首浮き輪は、赤ちゃんの首に正しく装着する事が大前提ですが、前後逆に装着したり、ベルトをはめずに装着していたりすると、浮き輪から赤ちゃんが抜け落ちる原因となります。

適正体重を超えても使用を続けている人も時折いますが、適正体重を超えたら使用しないようにしましょう。

適正体重内でも赤ちゃんの首や顎に浮き輪が食い込むような時には使用を中止するようにして下さい。

 

また、動きが活発な赤ちゃんには向かないとの意見もありますし、後ろ向きにひっくり返って溺れそうになったという事例もあります。

 

首浮き輪は人気があるゆえに、偽物も出回っていますので購入時は注意が必要です。

 

赤ちゃんの首浮き輪の過去の事故は放置が原因

赤ちゃん

悲しい事に、首浮き輪を使用した赤ちゃんの事故も何件か起きています。

いずれの事故も、ほんの一瞬親が目を離した隙に赤ちゃんが水中に沈んでしまったというものです。

一命をとりとめたとしても、酸素が脳に行きわたらなければ何かしらの障害が残ってしまう可能性があります。

 

「パパやママが頭や体を洗う間くらい・・・」

「少しなら1人にしても大丈夫」

そんな油断は事故のもとです。

 

首浮き輪を使用するのであれば、一緒に入るパパやママが自分の頭や体を洗ってから、赤ちゃんと一緒にお風呂に入るようにして下さい。

 

赤ちゃんの写真を撮る時には、大人が1人は浴室に残って赤ちゃんを見守るようにして下さいね。

ほんの一瞬でも目を離さないことがとても重要になります。

 

赤ちゃんの首浮き輪を安全に使ってお風呂を快適に

笑顔

赤ちゃんの首浮き輪は、取り扱い説明書の注意事項を正しく守って、気を付けて使用していれば便利で楽しい育児グッズです。

 

赤ちゃんの心身の刺激にもなり、赤ちゃん自身も楽しむ事が出来ます。

プールでも使用しているママは多くいますし、首浮き輪を使用しているママ同士で話が弾む事もあります。

 

正しく安全に首浮き輪を使用して、赤ちゃんとのお風呂の時間を楽しみましょう。

 

302 Found

コメント