同じ位の月齢の赤ちゃんを見ると、赤ちゃんの発達具合を比べてしまうママもいるのではないでしょうか。
私も、「あっちの赤ちゃんはたくさんおしゃべりするのになぁ」と、なかなかしゃべりださない自分の赤ちゃんと比べて不安になることがありました。
ことばの発達には個人差がありますが、「3歳まで必ず待てばよい」とは限りません。気になることがあれば、小児科や保健師に相談できます。この記事には、旧記事の母親としての体験、保育の記述、名前が明記されたりる園長の幼少期の話が含まれます。確認されていない家庭の体験を園長本人のものとして扱わず、当時の記録として紹介します。
- 赤ちゃんがしゃべりだすのはいつ頃?平均的な時期は?
- 赤ちゃんが早くしゃべると頭がいい?
- 子どもがなかなか言葉を出ないが、遅いと問題ある?
- 言葉が遅くても心配ない場合とは?
- 言葉が早く出るようにする方法はある?
赤ちゃんはいつから言葉が出始める?
赤ちゃんは、泣き声だけでなく「あー」「うー」などの声を出し、成長とともに音や身ぶり、ことばでやり取りするようになります。
意味のあることばが出る時期も、声の種類が増える順序も同じではありません。月齢ごとの数だけで判断しないようにしましょう。
赤ちゃんがはっきりと聞き取れる言葉をしゃべるのはいつから?
声の響きを繰り返して遊ぶことがあります。大人が聞き取れる音でも、いつも意味を込めた単語とは限りません。
「ママって言えた!」と私は喜んでいた記憶がありますが、これはまだ反復する言葉の響きが言いやすかったり、音の響きで遊んでいたりするものです。
声の種類だけでなく、見ているもの、身ぶり、表情、音への反応なども、やり取りを理解する手がかりになります。
声・身ぶり・ことばのやり取りを見てみる
声を出す、音や呼びかけに反応する、身ぶりで伝える、ことばを使うといった変化を、日常の中で見てみましょう。すべての子が同じ月齢に同じ声や単語を出すわけではありません。気になる様子はメモして相談に持って行けます。
旧記事では「リルリル元園長は3歳まで単語3つほどしかしゃべらなかった」と、園長の幼少期の話が記されていました。個人の記録として残しますが、ほかの子も3歳まで相談せず待ってよいという根拠にはしません。

赤ちゃんはしゃべるとは別に言葉を理解している
実は、赤ちゃんは言葉をしゃべるよりも先に言葉を理解していると言われています。
はっきりしゃべり出す前の生後半年~1歳未満の赤ちゃんでは、赤ちゃんに名前を呼び掛けると反応することもあります。
もっと小さな生後まもない赤ちゃんでも、大人の呼び掛けに反応しておしゃべりをしている風な動画も公開されています。
ことばの遅れを、保護者が無言でいた時間や愛情の量だけに結びつけることはできません。休みたい時間があることを責めず、無理のない短いやり取りを選びましょう。
- 保育園でもしゃべらない子どもも先生の話を聞いて行動できることはよくある。
- 何をしゃべっていいかわからないというママは意外と多い。
赤ちゃんの言語発達によいと言われていること
赤ちゃんの言語発達は、赤ちゃんへの話かけが大切です。
どのようなことが言語発達によいのか、見ていきましょう。
・自然に語りかける
以前は「言葉のシャワーがいい」といわれ、たくさん言葉を投げかけることが赤ちゃんの言語発達にいいと言われていましたが、最近は適切な言葉を適度に言葉掛けしてあげることが大切とされています。
まずは「おむつ替えるね」など日常の動作や、お散歩に出たときには「お天気だね」という言葉掛けだったり、赤ちゃんが興味を引き付けられているものの名前を教えたり、無理のない範囲で自然な言葉掛けをしていきましょう。
・言葉はわかりやすく話す
聴覚は発達している赤ちゃんですが、早口で話しかけると上手く聞き取れないことがあるので、ゆっくりはっきりわかりやすく話かけてあげるようにしましょう。
単語で区切るように話かけるのもいいですね。
・身近なものに名前を添える
「これだよね」という指示語よりも、「あれ」や「これ」を示す物の名前で伝えるようにしましょう。
具体的な物の名前で伝えたほうが、赤ちゃんも理解しやすく、物の名前を覚えることにも繋がり、言語発達を促します。
・2語~3語で話かける
赤ちゃんに話かけるときは、長すぎても身近すぎるのもよくありません。
「ごはん・おいしね」と言うような、2~3語程度の言葉で話かけてあげるようにしましょう。
・絵本の読み聞かせをする
上記のような言葉掛けがいいと言われていますが、「赤ちゃんにいいこと」を気にしていると、色々考えて赤ちゃんへの言葉掛けが減ってしまうママも中にはいるかもしれません。
当時の体験では、第一子にどう話しかけたらよいか分からず、無言が続くことがあったと紹介されていました。その家庭では絵本が話しかけるきっかけになりました。絵本を読むことを義務にしたり、発語の効果を保証したりせず、子どもの興味に合わせて楽しみます。
この他に保育園では童謡のチューリップの歌が好きで突然口ずさむようになってからどんどんしゃべるようになった子がいました。
モンテッソーリ教育では次の行動の説明をしてから行動します。説明と行動が同時だと赤ちゃんが混乱すると言われています。
大人でも初めてのことは説明を聞きながら行動しようとしても難しいですよね。説明の後に行動する。また、行動の時に戸惑っていたらもう1度話すくらいでいいと思います。
- 赤ちゃんの行動を解説するように話かけると行動と言葉が紐づきやすい。
しゃべる時期が早いと頭がいい?個人差はあるが根拠はない
赤ちゃんがしゃべるのが早いと「たくさん言葉を覚えて、表現するのが上手」とか「言葉を早いうちから出せるのね」という感じで、頭がいいから?と思う人もいるかもしれません。
赤ちゃんがしゃべるためには、言葉を理解した上でそれを表現する神経回路の発達も大事ですが、口腔機能の発達も重要になっていきます。
話し始めの早さだけで将来の知能を判断することはできません。逆に、「小学生になればほとんど差がなくなる」と保証することも避けます。
https://www.youtube.com/watch?v=x4bBUNc3xSQ
理解や反応があっても、心配は相談できる
ことばの発達が気になる場合は、発語の数だけでなく、聞こえ、身ぶり、理解、生活で困ることを専門家に伝えます。
月齢の目安は診断基準ではありません。気になる様子があれば、健診を待たず相談して構いません。
名前への反応やことばの理解が見られても、それだけで「問題ない」とは断定できません。健診では複数の観点から確認します。家庭で指さしを試し、できないと診断するものでもありません。
「ほとんどの場合は3歳まで待てばよい」という旧記事の助言は修正しました。聞こえやことばが心配、以前使っていたことばが出なくなったなどの変化は、小児科や保健師へ早めに相談してください。
保育園では外国人の子どもも通っていますが、数ヶ月するとしゃべれなくても理解できるようになってみんなと一緒に整列したりトイレに行ったりできるようになりました。
- 聞こえ・理解・身ぶり・発語など、複数の様子を相談で伝える。
赤ちゃんとのおしゃべりを楽しもう
周りの赤ちゃんが早くおしゃべりを始めたり、おしゃべりが上手だったりすると、自分の赤ちゃんにも早くしゃべって欲しと焦ってしまうママもいるのではないでしょうか。
でも、クーイングや喃語は赤ちゃんのとき限定の赤ちゃんのおしゃべりで、この先聞けることはありません。
赤ちゃんがしゃべる前から言葉を理解しているというのは、このクーイングや喃語が中心の頃から現れます。
クーイングや喃語にはどう返事をしていいのか、話しかけていいのかわからないと初めは私も悩んでいましたが、あまり難しく考えずに赤ちゃんの発する言葉をオウム替えししてみるだけでも、コミュニケーションが楽しめます。
私はよく赤ちゃんの言葉にアテレコをして、ストーリーを作り上げて楽しんでいました。
クーイングや喃語が減ってきたらいよいよおしゃべりが始まります。舌ったらずなおしゃべりも、小さい時期限定で可愛らしいものです。
赤ちゃんの時期限定のおしゃべりも、たくさん楽しみましょう。
やり取りは、子どもの反応と安全を確かめながら楽しみます。笑っていることだけで、どの方法も安全とは判断しません。
参考:米国小児科学会:ことばの遅れが気になるとき、こども家庭庁:乳幼児健診。確認日:2026年10月9日。

















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