ベビーサークルは必要ない!なくても大丈夫な赤ちゃんが安全な環境を作るコツ

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赤ちゃんがハイハイをし始めると一気に行動範囲が広がり、いつも過ごしている家の中でも危険になる場所がたくさんあります。

部屋の隅にあるコード類やコンセントも危なく感じるし、テレビデッキや引き出しなど赤ちゃんに触ってほしくない場所もありますよね。

好奇心いっぱいの赤ちゃんはちょっと目を話した隙に何をするかわからないので、行動範囲が広がるとベビーサークルの購入を考えるママも多いのではないでしょうか。

確かに、赤ちゃんを守るために役立つベビーサークルですが、実際買ってみるとサークル内は狭かったり、自宅に置くとサークル自体の存在感が大きくて家に馴染まなかったり、使う期間も限られる育児グッズです。

今回は、個人的に不満を多く感じたベビーサークルを必要としないハイハイし始めた赤ちゃんが安全に過ごせる環境を作るコツを紹介します。

 

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赤ちゃんにベビーサークルとは?

赤ちゃんにベビーサークルとは?

ベビーサークルは、パネルを組み合わせてサークル状にして、赤ちゃんを囲いの中で遊ばせられる育児グッズです。

プラスチック製のものや、木製のものがあり、パネルを増やすことで大きさを調整出来る商品が多いです。

パネル部分におもちゃが付いているものや、滑り台が付けられるものもあり、サークル内は赤ちゃん専用のスペースで、赤ちゃんが安全に遊ぶことが出来ます。

 

では、赤ちゃんにベビーサークルが必要な場合と、必要ない場合を詳しく見ていきましょう。

 

赤ちゃんにベビーサークルが必要な理由

赤ちゃんにベビーサークルが必要な理由

赤ちゃんの動きを制限することで、安全に過ごすことが出来る

家の中には、赤ちゃんに触られたくない物や、危ない物がたくさんあります。

1日中赤ちゃんと一緒に過ごしていても、少しだけ赤ちゃんから目を離す場面もありますよね。

そんな瞬間に、赤ちゃんに何も起きませんように!とドキドキするより、安全なベビーサークル内で赤ちゃんに遊んでいてもらうと、室内を動き回られる心配がありません。

 

赤ちゃんがいても出来る作業が増える

アイロンがけや、裁縫など赤ちゃんがいると気が抜けない作業をするときにも、ベビーサークルの中で遊んでもらえれば、安心して作業を行うことが出来ます。

 

赤ちゃんにベビーサークルが必要ない理由

赤ちゃんにベビーサークルが必要ない理由

ベビーサークルを使用する主な理由は、

 

  • 赤ちゃんに触られたくない物がある
  • 室内に赤ちゃんにとって危ない場所や物がある

 

というようなときです。

 

ですが、赤ちゃんが室内を動き回るのは一時的なものではなく、ある程度年齢を重ねるまで危ないものは危ないし、危険な場所は危険な状態ということがほとんどです。

自分の経験から一言でいうと原因は部屋の中の整理整頓ができていないからです。

ベビーサークルを使用しなければならない理由を根本的に解決するほうが、先のことを考えると楽な場合があります。

 

また、ベビーサークル内はパネルを増やして広さを調節出来るとはいえ、赤ちゃんが自由に動き回れる空間は狭くなります。

狭い空間で遊ばせるよりも、ベビーサークルを使用せずにのびのびと過ごさせたいと考えるママもいます。

 

ベビーサークルがなくても大丈夫な環境を作るコツ

ベビーサークルがなくても大丈夫な環境を作るコツ

扉ロックなど便利グッズを使用する

赤ちゃんに触られたくないものは、扉付きの引き出しに片付けて、開かないように扉ロックを取り付けるようにします。

いたずらすると危ないコンセントには、コンセントカバーをしていじられないようにします。

赤ちゃんのいたずら防止になる便利グッズは、100円均一でも販売されているので、手軽に試すことが出来ます。

 

家具の配置を工夫する

重たいソファーなどでコンセントやケーブルが集中している場所を塞いだり、赤ちゃんが触れないようなスペースを作ったりすることも出来ます。

また、家具の配置を工夫して、ベビーサークルのように一時的に赤ちゃんを囲うスペースを作ることもおすすめです。

 

赤ちゃんにとってどうしても危ないキッチンや階段はベビーゲート

赤ちゃんにとってどうしても危ないキッチンや階段はベビーゲート

家具で工夫したり、片付けをしたりしても、キッチンや階段まで赤ちゃんが自由に行動出来ると、危ない場面も多くなります。

そこで、キッチンや階段にはベビーゲートの設置がおすすめです。

ベビーゲートならば、行って欲しくない場所に設置が出来るため、ベビーサークルほどスペースも取らず、設置も楽に出来ます。

つっぱる力が強いので、赤ちゃんの力で押すことが出来ない商品がほとんどで、赤ちゃんの安全を確保するのに役立ちます。

アイロンがけや、裁縫などの作業も、できればゲートで区切られた空間で行いましょう。

 

まずはない状態で試してみて、必要性を感じてからでも遅くない

まずはない状態で試してみて、必要性を感じてからでも遅くない

私の家では、ベビーサークルをハイハイの始まりと同時期にリビングに設置しました。

最初のうちは、ベビーサークルに入れられることを嫌がり、少し大きくなった頃にはハイハイやつかまり立ちのままベビーサークルを押して遊んでいたり、ベビーサークルを持ちあげて抜け出すコツを覚えたりして、結局使用した記憶がほとんどありません。

組み立てが簡単なベビーサークルでも、組み立てたままにしておくと場所を取りますし、実際危ない場所が赤ちゃんの興味の対象になるとも限りません。

まずはベビーサークルがない状態で生活をしてみて、必要性を感じてから購入を検討してもいいと思います。

下記は購入に迷ったときに試して欲しい案です。

 

レンタルを利用する

育児グッズのレンタルでは、ベビーベッドやハイローラックなどが定番ですが、ベビーサークルのレンタルを行っている会社もあります。

短期間しか使用しないし、場所も取るベビーサークルなので、もし利用に迷ったらレンタルを利用するのもおすすめです。

 

ベビープールで代用する

ベビープールは必要に応じてコンパクトにたためる点が便利です。

フチの高さがある大きめのビニールプールを使用すれば、ハイハイからつかまり立ちの頃ではまだ1人で出ることは難しく、しっかりベビーサークルの役割を果たしてくれます。

電動で膨らます機械を使用すれば、大きいプールでもあっという間に膨らむので、ママ1人でも準備が可能です。

小さいプールで代用するのなら、普段から出しっぱなしにしておくのではなく、いざというときに出してくることがおすすめです。

普段目にしないベビープールに赤ちゃんも喜んで遊んでくれる場合があります。

 

ベビーベッドを利用する

ベビーベッドは天板を外すことで、簡易のベビーサークルとして使用出来ます。

キャスター付きなら必ずストッパーをかけた状態にして使用するようにします。ベビーサークルとして利用する場合は、説明書をよく読み、短時間の使用にするようにしましょう。

 

簡単にDIY出来る

ワイヤーラティスと結束バンドを使用して、ベビーサークルは簡単にDIYすることが出来ます。材料は全て100円ショップで購入することも可能で、材料費は2000円程度しかかりません。

DIYは苦手だし、何より面倒!というママにおすすめしたいのが、ホームセンターなどで販売されている、組み合わせて並べることが出来るプラスチック製の小さな人工芝が、動き始めた赤ちゃんの動きを制限するのに役立ちます。

入って欲しくない場所や、近づいて欲しくない場所に人工芝を敷くと、踏んだときの刺激を赤ちゃんが嫌がり近づかなくなるというものです。

私の家では効果てき面でした。よちよち歩きをする頃まで使用出来ていたのですが、その後は人工芝をめくって突破することが増えたので撤去しましたが、必要なくなったときの処分も楽で助かりました。

 

ベビーサークルに赤ちゃんだけにするのは短時間にする

ベビーサークルに赤ちゃんだけにするのは短時間にする

ベビーサークルを使用して、赤ちゃんの安全を確保したとしても、赤ちゃんから目を離すのは出来るだけ短時間にしましょう。

 

ベビーサークルを使用していても、完全に赤ちゃんにとって安全かというと、そうでもない時もあります。

パネルの隙間に指を挟んでしまうかもしれないし、パネルを持ちあげようとするかもしれないし、乗り越えようとすることもあるし、何かを踏み台に実際に乗り越えて怪我をしたというママ友の話も聞きました。

 

何よりも、長時間赤ちゃんをベビーサークルで遊ばせたままにしていると、赤ちゃんとの関わりが少なくなります。

 

一緒に遊ぶ時間を長くして子育てを楽しもう

一緒に遊ぶ時間を長くして子育てを楽しもう

ベビーサークルは赤ちゃんの安全を確保し、ママのストレス解消に繋がる育児グッズでもあります。

特に、後追いが始まると、トイレに行ったり家事で少し赤ちゃんから離れたりすることも出来ないママもいます。

私はお裁縫が好きで赤ちゃんのお昼寝の時間や夜寝た後に作業をしますが、ベビーサークルで遊んでいてくれればミシンや裁縫箱を少しの間出したままにしておくことも出来て、便利に感じることもありました。

 

でも、ベビーサークルに赤ちゃんを任せっきりにすると、赤ちゃんと関わる時間は減ります。

家の中には危ないところも多いし、好奇心旺盛の赤ちゃんが家の中のもので怪我をすることもあります。

赤ちゃんが興味のあるものを探して自由に動きまわることを制限するよりも、危険があるものは先に対処するようにして、安全に注意しながら赤ちゃんが我慢しなくても良い環境を作りましょう。

 

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