2歳の子どもの身長が伸びない!身長を伸ばす3大要素

安心育児の悩み
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子どもの成長は本当に人それぞれですが、親としては「成長が遅いのではないか」と心配になってしまいますよね。

特に、目に見えて成長が分かる「身長」は、他の子と比べてしまいがちです。

子どもの成長の中で、特に身体の成長が著しい時期は生まれてから2歳ぐらいまでです。

生まれてから1年は、寝たきりだった赤ちゃんが、座れるようになり、立ち上がれるようになります。

そして1歳から2歳にかけては、歩けるようになり、戸外遊びが増えて運動量が増えます。赤ちゃん体型だった子も、引き締まってくる頃です。

このように、0歳から2歳までは身体の発達が著しい為、2歳以降はその時期に比べて発達が緩やかに感じるかもしれません。

しかし、これはいたって普通なことです。母子手帳などに載っている「発達グラフ」を見ても、2歳を境にグラフが緩やかになっていることが分かります。

でも、やはり身長が伸びないことは心配になりますよね。

今回は、2歳の身長についてまとめました。

 

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2歳の子どもの平均身長

身長

2歳の平均身長は、2歳0ヶ月は約85.4㎝で、3歳0ヶ月は約93.3㎝です。1年間で約8㎝伸びます。

しかしこれはあくまでも平均で、きちんと食事がとれていて健康的であれば、問題はありません。

 

低身長の定義

低身長の定義とは、子どもの身長が同性同年齢の平均身長に比べて著しく低い場合は、医学的に低身長と定められる基準の事です。

具体的には、SD値(Standard Deviation)といって、身長とのばらつきの大きさ(分布幅)を示した値を使っていき、+2SD~-2SDが標準とされています。

この-2SDを下回ると「低身長」と判断されます。

 

短期的に伸びないことはよくある?

身長

身長がよく伸びる時期は、人生に2回ほどあります。1回目は生まれてから1歳を迎えるまで、2回目は思春期と呼ばれる時期です。この時期に急激に伸びる子が多いので、他の時期にはあまり伸びていないように感じることがあります。

又、身長は毎月少しずつ伸びるという感覚よりは、伸びる時期に一気に伸びるといった感覚に近いと思います。

このような事から、短期的に伸びないことはよくあるのです。

 

身長が伸びない原因

身長が伸びない原因は、様々な原因が考えられますが、成長が著しい幼児期に考えられる原因は、「日常生活」が深く関係していると言われています。不規則な生活偏った食事生活をしていると成長の妨げになり、身長が伸びない原因なっている可能性があります。

 

身長を伸ばすために必要な要素

要素

では、身長を伸ばすためにはどうすればよいのでしょうか?

上記でも話しした通り、身長が伸びない原因は、不規則な生活や偏った食生活が原因の可能性があります。逆に、身長を伸ばすために必要なのは食事・睡眠・運動の3つの要素と言われています。身長を伸ばすためにも、どのような事が必要なのかを、食事・睡眠・運動の面からみてみます。

 

食事

バランスの取れた食事は、身長を伸ばすためだけではなく、身体の様々な成長にとても必要になってきます。ただし、食事が大事だからと言って大量に食べる事はあまり良くありません。肥満になってしまうと、思春期を早めて最終的な身長を低くしてしまう可能性があります。あくまでもバランスの取れた食事を心掛けることが大切です。

具体的には、カルシウムやたんぱく質はもちろん、マグネシウムや亜鉛、ビタミンDなどのミネラル・ビタミンをバランスよく、普段の食事から摂取することです。

しかし、まだ2歳ですので、食事にムラがあったり、食が細かったりする子もいるかと思います。食べないことで、余計にストレスを感じてしまうお母さんもいるかもしれません。そんな時は、上手くサプリメントなどを活用してみるのも良いかもしれません。

 

睡眠

「寝る子は育つ」ということわざがありますが、子どもの成長には十分な睡眠が必要です。ただし、長く寝ればよいというわけではありません。理想の「睡眠時間帯」があるのです。

子どもの成長ホルモンは、寝ている間にしか分泌されません。主に、就寝してから2~3時間後に多く分泌されます。時間帯としては、午後10時~午前2時に多く分泌されるので、効果的に成長ホルモンを出すには、遅くても10時までには寝る事が理想です。

もし就寝時間がいつも遅い場合には、朝起きてから太陽を浴びる事がとても大切です。太陽を浴びる事により、脳が活性化されて、身体にも昼と夜の区別が自然と付くようになります。

 

運動

身長を伸ばすためには、適度な運動も大切です。2歳は運動機能もどんどんと発達する時期で、体を動かして遊ぶのが好きな時期です。その大切な時期に運動をしないと、筋肉も発達しません。元気に体を動かして遊ぶことで、骨や筋肉に刺激を与える事ができます。

 

食事、睡眠、運動のバランスが大切

楽しく

食事、睡眠、運動は2歳の子どもにはとても大切な要素です。しかし、だからと言ってどれかを過剰にやり過ぎて、他の要素が欠けると良いとは言えません。

食事は、適量を心掛け、バランスの良い食事を取ることが大切です。睡眠は、適度な睡眠をとることが大切です。運動も、適度に遊びの中で体を動かすことが大切です。

このように、食事・睡眠・運動のそれぞれをバランスよく取り入れる事で、規則正しい生活習慣ができ、身長を伸ばす事に必要な要素を無理なく取ることに繋がります。

身長を伸ばす」事にこだわらず、「規則正しい生活を送る事」を意識すれば、自ずと身長も伸びてくるはずです。

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