新生児からの見え方は大人と違う!視力発達といつから見える?

育児の悩み
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赤ちゃんってどのくらい目が見えているのだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

生まれたばかりの赤ちゃんはまだ目がしっかり見えてないと聞くけど、果たして赤ちゃんはどんな世界を見ているんだろうかと気になったママはたくさんいるのではないでしょうか?

言葉が出せない赤ちゃんにとって、何も視力に問題がないか気にかけてあげられるのは、いつも一緒にいる周りの大人たちです。問題があれば早く発見してあげてくすくすく育ってほしいと思いますよね。

そこで赤ちゃんが見ている世界はどんな世界か?赤ちゃんの視力についてまとめました。

 

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新生児はほとんど見えていない?新生児が見る世界

 

まず、新生児とはいつまでの時期のことを言うのかに触れておきます。

新生児とは、生まれてすぐから28日間の期間を指します。

これは正式に母子健康法という法律で定められています。

 

新生児の赤ちゃんが見る世界

新生児の赤ちゃんの視力は0.01~0.02以下と言われていて、明るい・暗いという大まかな明暗を認識できるくらいの視力です。

また、赤ちゃんの目はママの腕に抱かれているときに、ちょうどママの目に焦点が合うようになっています。明りの方に頭を向けたり、ほんのわずかな時間だけ見つめたり注意を向けることができます。

 

この時期の赤ちゃんはまだ両目で見る事は出来ませんが、違う方向や違う距離からものを見ても、モノの大きさや形は変わらないということをすでに認識していると言われています。

そして、白や黒のはっきりした色を好み、十字や丸、三角といった形を区別することもできるのです。

 

また、この時期の赤ちゃん特有ですが、大人が舌を出したり口を開けたりするのを真似することができるといわれています。

0.01~0.02以下の視力にもかかわらず、ここまで認識しているのは驚きですよね。

 

赤ちゃんはいつから見える?視力の発達の流れ

 

1ヶ月~満3ヶ月

この時期は横に動くもの、縦に動くものを短い時間注意を向けられるようになります。

また、少しずつママの顔を見るようになります。

誰が話しかけているのか、どこから声が出ているのか気になってママの口元をじっと見つめるしぐさをしているように見えます。

 

3ヶ月~満6ヶ月

この時期にようやく0.01~0.02の視力になるといわれています。

目で追うことがうまくなり、近くでしゃべっている人は誰でも見つけられるようになります。

この時期になると近い距離で「いないいないばあ」をして遊んであげると赤ちゃんはとても喜びます。

また、色の認識も増えて赤が見えてくるようになります。

 

6ヶ月~満1歳

この時期の視力は0.05~0.2くらいです。

お座りができるようになって、より周りの世界に意識を向けられるようになります。

ママとパパ以外の人にも自分から見つけられるようになるので、人見知りが始まるのもこの時期からです。

 

1歳~

1歳になると0.3~0.5くらいが見えます。

また3歳ごとで0.8~1.0になります。

そして6歳ごろに視力が安定してくるといわれています。

 

1歳を過ぎてくると、小さなごみでもなんでも見つけられようになってきます。

立体的なものの認識も深まってきますので、より好奇心を掻き立てられ行動範囲が広がってきます。

 

赤ちゃんが何もないところ見ていても心配ない?

 

赤ちゃんが急に壁や何もないところや人のいないところをじーっと眺めていることはありませんか?

大人から見れば、赤ちゃんは何か特別なものが見えているんじゃないの?と思いますがこれにも理由があります。

じーっと見つめるのは、視力が発達している証拠です。

赤ちゃんは満3ヶ月までに目の動きをつかさどる12の筋肉が発達し目をより動かせるようになります。

視力も徐々に良く見えるようになってくるので、周りの様子をよく探索するようになります。

今までより長く見ていることができるということは順調に目の発達が進んでいる証拠です。

 

赤ちゃんは焦点が合わなくて当然?視力障害とは

 

赤ちゃんの視力は急速に発達している

新生児の赤ちゃんは、生まれる前から視力は発達しています。生まれてからはまた更に急速な発達をしますが、視力の発達に影響を受けやすい時期でもあります。

わが子は大丈夫?と気になることがあれば、毎日の生活の中でママが気にかけてあげることで万が一病気があったとしても早期発見で早期治療をすることが可能です。

 

赤ちゃんの時にある目の病気

  • 斜視
  • 弱視
  • 先天性白内障
  • 先天性緑白障
  • 網膜芽細胞腫
  • 先天性鼻涙管閉鎖

 

赤ちゃんのために気にかけておく症状

次の症状がないか普段から気にかけてあげましょう。

  • よく涙目になっている
  • よく目が震えている
  • 黒目の中心や表面が白く濁って見える
  • 目ヤニの量が多い
  • 目をぱちぱちする
  • 目をよく触ったりこすったりする
  • まぶしそうなしぐさをする
  • 極端にものを見るときの距離が近い
  • ものを見るときに目を細めたり、顔を斜めに傾けたり、まっすぐ見ていない

 

赤ちゃんはママやパパと目が合うとうれしいし、発達にもいい

 

ママとパパが思っている以上に、赤ちゃんはあなたにメッセージを送っています。新生児の赤ちゃんは言葉も出せないし、泣くことでしか表現できなと思いがちです。しかし、赤ちゃんなりに視線で「ママ遊ぼう!」といった気持ちや、喜びや不安といった自分の感情を積極的に送っています。

 

赤ちゃんが何を見ているかに気づいて、話しかけたり、手を振ったり、触ったりするだけでも、赤ちゃんは喜びます。目を合わせた状態で、視覚以外の聴覚や触覚も刺激すると赤ちゃんの発達にもよく成長を促します。

是非積極的に赤ちゃんをふれあい成長を楽しみましょう。

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