母乳はいつまで?世界平均はなんと4歳!赤ちゃんはいつ卒乳するのがベストか

育児の悩み
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断乳?卒乳?母乳を終えるのはいつがベストタイミングでしょうか?

赤ちゃんはすでに離乳食もしっかり食べられるようになり、おっぱいを飲むのは寝るときくらい。よっぽどぐずぐずしない限り昼間はおっぱいを飲まないけど・・

周りのママ友の話を聞いてみても、みんなそれぞれタイミングが違う・・うちはどうすればいいの?

こんなお悩みをお持ちのママは多いのではないでしょうか?

そこで今回は断乳の目安をお伝えし、スムーズにおっぱいを終えるための情報をまとめました。

 

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母乳はいつまで出る?

母乳はいつまで出るのでしょうか?

基本的には、母乳は赤ちゃんに吸われることによって脳が母乳を作る指令を出し、その結果母乳が分泌されます。吸われる回数が減ったり吸われなくなったりすると自然と母乳の量も減っていき徐々に自然と母乳が出なくなっていきます。

個人差はありますが、吸われなくなって止まるまでは約1ヶ月かかります。

なので、自然と回数が減っていて母乳の分泌量も減っていれば、すんなりと通常のおっぱいの状態に戻っていきます。しかし、まだ赤ちゃんが頻繁に母乳を飲んでいるときに卒乳したり断乳をすると、おっぱいが張ったり、自分で絞ったりと徐々に分泌を減らしていく必要があります。

 

母乳から卒乳する理由

卒乳する理由はそれぞれの親子によって違いますが、みなさんはどんな理由で卒乳をしているのでしょうか?

次のような事情がありました。

 

下の子を妊娠したことで卒乳

我が家では妊娠をした時、長女は1歳2ヶ月でした。その直前に流産したことと、今回が双子の妊娠だったこともあり、おっぱいを吸うことで子宮が収縮しやすくなり切迫流産や流産の恐れがあると病院で説明を受けて断乳を決意しました。(病院によっては、特に止められないところもあるみたいです。)

その時、長女はもう食事をしっかりとれていておっぱいを飲む頻度も減っていたため、スムーズに断乳ができました。

 

他にも、つわりがひどくておっぱいをあげられなくなった、というママもいました。

 

ママの仕事復帰や胸の状態などの事情があっての卒乳

仕事に復帰するためや胸の状態が良くなく医師からすすめられたなど、ママの事情で卒乳する方もいました。

 

我が家では、ミルクと母乳の混合で双子の育児を頑張っていましたが、生後3ヶ月のころにかなり疲れが出てしまい、徐々にミルクに切り替えた、という経験があります。

タイミングは本当にその時の状況で全く変わってきます。

 

母乳はいつまでが理想?

理想的な卒乳の時期はいつでしょうか?

栄養面で考えてみると、理想的には離乳食の後期から完了期といわれています。

その理由は、食事面でほとんど幼児と同じものを食べられるようになり、3回の食事をとれるので栄養面でみたら食事からも十分に補えられていると考えられるからです。

しかし、急に断乳をしてしまうと、赤ちゃんにとってストレスになってしまったり、ママのおっぱいが張って痛くなったり、乳腺炎になったりする事もあるので、タイミングはしっかり考えておいた方がよさそうです。

 

昔は母子手帳に1歳までに辞めるように書いてあった

昔と今の母乳に関する常識の違いがあります。

昔は赤ちゃんが1歳になったら母乳を完全にやめることが常識とされていました。

その理由としては

  • 母乳だけではバランスの取れた栄養がとれないから
  • 虫歯になりやすいから
  • 自立できない子供になるから

と言われていました。

 

今では、赤ちゃんがおっぱいを自然に欲しがらなくなるまで飲ませるという、卒乳の考え方が一般的です。当時は断乳する、おっぱいを断つという考え方が主流だったみたいです。

 

平均に母乳はいつまであげている?

実際に今のママたちはいつまで母乳を与えているのでしょうか?

一般的には1歳から1歳4ヶ月ごろまでに卒乳する親子が多いようです。

その理由としては、

  • 離乳食をよく食べる
  • 3回食でしっかり食べられる
  • ある程度の硬さのものも噛めるようになる
  • コップやストローを使えるようになる
  • お茶や牛乳などの飲み物も飲めるようになる
  • 遊びに集中できるようになる
  • 夜おっぱいがなくても眠ってくれる

といった意見が多かったです。

 

世界の平均は4歳らしい

世界的にみるとどうでしょうか?

驚かれるかもしれませんが、WHOとユニセフが公表している卒乳の世界平均をみると、4歳2ヶ月と言われています。

ユニセフでは2歳以上でも母乳を与えることを推奨しています。

栄養面でも赤ちゃんとママのスキンシップの手段としても、やはり母乳を与えることのメリットは大きいみたいです。

世界的にみると日本はとっても早い時期に卒乳していますよね。

 

2歳以上の子どもに母乳をあげても問題ない?

大きい子でもまだおっぱいを飲んでいる子もいるとたまに聞きますが、問題はないのでしょうか?

結論から言うと、私は全く問題ないと思っています。

栄養面から考えても、きちんと食事がとれていれば特に気にする必要はありませんし、親子の触れ合いの面からみても、スキンシップがとれて赤ちゃんの心の安定にもつながります。

 

おそらく、2歳まで飲ませて大丈夫なのか気になる理由は

  • 大きいのにまだおっぱいを飲んでいる・・と周りからの目が気になる
  • 仕事にも復帰しないといけないから完全に終わらせておいた方がいい
  • 忙しいので授乳しない方が楽

といった理由もあるのではないでしょうか?

周りの目や忙しさなど、ママの事情もきっとたくさんあると思います。

でも、ママの気持ちと子どもの気持ち、二人の折り合いがつくところをしっかり見つけることが大切だと思っています。

 

母乳からの卒乳のサインは?

母乳をやめ時がわかる合図やサインはあるでしょうか?

はっきりとこういうときが卒乳です、とは一概には言えませんが、

  • おっぱいがなくても眠れる
  • 遊びに夢中になり飲むのを忘れる
  • おっぱいをほしいと言わなくなる

こんなときが赤ちゃんからの卒乳のサインなのかなと思います。

 

現在、我が家の4人目の男の子が1歳4ヶ月で授乳していますが、おっぱいが大好きで私を見るとおっぱいを求めてきます。

そのため、卒乳のサインはまだまだ先なのかなとも思っています。

 

赤ちゃんもママも負担の少ない方法とタイミングを

いろんな視点から卒乳のタイミングについてみていきましたが、今の卒乳は赤ちゃんの状況次第で自然に卒乳するのが一般的になっているようです。昔、1歳になると断乳すると母子手帳に書いてあったこともあり日本では1歳過ぎると卒乳する風潮があります。2歳になっても授乳していると後ろめたい気持ちになることもありますが、世界を見ると4歳まで授乳しているのが平均です。

ママの事情もありますが、赤ちゃんが求めているところを無理にやめさせるのはいろんな簡単から見直さられる傾向になるように感じます。いつもそばにいるママが赤ちゃんの意見を感じ取り受け入れてママと赤ちゃん、二人で協力することでどちらにも負担が少なくスムーズに卒乳できると感じます。

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