赤ちゃんを出産してから、ほぼ引きこもり状態で生活して早1ヶ月…ママは赤ちゃんのいる生活に少し慣れてくる頃ですね。
生後1ヶ月の赤ちゃんとの生活は、慣れてくることもあれば、赤ちゃんの事で新たな悩み事や気になる事もたくさん出てきます。そんな時に家に届くのが「赤ちゃんの定期健診のお知らせ」です。
ママは赤ちゃんとのほぼ初めてのお出かけにドキドキですよね。現地までベビーカーを使うかどうかで悩むママは多いと思います。
今回は、健診に向けて準備をしているママが気になる事をまとめました。
- 初めての定期健診でベビーカーか抱っこ紐かどっちがいい?
- 定期健診に行く時に気を付けることは?
- 定期健診に持っていくものは何がある?
赤ちゃんの定期健診は地域によって場所や時期はいろいろ
赤ちゃんの定期健診の正式名称は、「乳幼児健康診査」ですが、一般的に「乳幼児健診・乳児健診」と呼ばれることが多いです。健診の時期は、住んでいる地域によって違いがあり、任意のものと国が定める定期健診があります。健診を行う場所も産科医院や保健センター・市役所など地域によって様々です。
家に「健診のお知らせ」が届いたときには、日時と会場、健診内容など手紙の内容をしっかり確認しましょう。
任意の健診時期
- 1ヶ月健診
- 6~7ヶ月健診
- 9~10ヶ月健診
- 12ヶ月健診(1歳健診)
- 2歳健診
定期健診
- 3~4ヶ月健診
- 1歳半健診
- 3歳健診
場所
- 出産した産科医院
- かかりつけ小児科
- 市役所
- 保健センターなど
ベビーカーか抱っこ紐かは行く場所による
赤ちゃんとのお出かけのときは、目的地に着くまでの交通手段とそのルートにかかる時間、周辺施設を事前に調べる必要があります。当日の天気や気温も想定して、どの方法で行くのがベストなのか選択肢を絞ると慌てないのでおすすめです。
移動に時間がかかり過ぎると赤ちゃんも疲れてしまい、機嫌が悪くなると健診も一苦労になります。
私個人の経験としては、会場についてからも時間がかかる集団健診のときには、頼める人がいるなら無理せず送迎をお願いして、頼める人がいなければタクシーを利用する方が良いなと思いました。
ベビーカーで行くのがおすすめのケース(抱っこ紐も持っていると安心です)
- 徒歩で会場まで行くとき
- 電車やバス+徒歩長めのとき
- 真夏の暑いとき
抱っこ紐のみで行くのがおすすめのケース
- 車を運転して会場または近くのパーキングまで行くとき
- 車やタクシーで会場まで送ってもらうとき
- 雨降りで天気の悪いとき
バスや電車移動手段についても考慮する
バスや電車を利用する場合は、通勤・通学などの混む時間、満員電車は避けるようにします。赤ちゃんが泣きやまなくなることや、おむつ替え・ミルクの時間など途中で降りる必要が出てくることもあるので、時間に余裕をもって移動します。
駅などの周辺施設に授乳やおむつ替えの出来る設備があるかも調べておきましょう。乗り物に乗っている間だけでも赤ちゃんが眠ってくれるとママも安心して乗れますよね。赤ちゃんの様子も見ながら、乗る前にミルクをあげ、おむつも替えておくようにしましょう。
- バスや電車は混んでいる時間帯を避ける。
- 時間に余裕をもって出かける。
- 授乳やおむつ替えが出来る施設がどこにあるか調べておく。
定期健診前の待ち時間は意外と長い
任意の健診の場合、出産した病院やかかりつけ医院での予約制になることが多いので、時間に余裕の持てる時間帯を選ぶようにしましょう。
国が定める定期健診の場合、集団健診になることが多く市町村によって行われる日時が異なり、健診内容も多少の違いがあるようです。集団健診の会場はとても混雑するので、受付時間より早めに着けるようにしましょう。受付終了間際の方が空いている場合もあるので、会場が近場であれば受付時間の終わりごろを狙って行くのもいいですよ。
ベビーカーで行く時に気を付けること
ベビーカーは、荷物も積めてママの徒歩での長い移動が楽になるので、可能ならどこでもベビーカーで移動したいものですよね。
ただ、ベビーカーを利用する際には、事前に会場にベビーカー置き場が確保されているか確認が必要です。会場によっては、ベビーカーが邪魔になってしまうことがあります。ベビーカーが置き場で盗まれるケースもあるようなので、邪魔にならないところにチェーンでロックをするか、目印になるように目立つシールやワッペンなどを付けておくのも対策になります。
ベビーカーで乗り物にのるときには、バリアフリーになっているか、エレベーターがあるかなど調べておきましょう。ベビーカーは、赤ちゃんが乗っていないときは基本たたんで、タイヤのロックを忘れずに!マナーを守って移動するようにしましょうね。
- 会場にベビーカー置き場が確保あるかどうか
- ベビーカーの盗難対策をしっかり行う
- ベビーカーを利用するときのマナーを守る
- バリアフリーになっているか確認する
- エレベーターの有無を確認する
抱っこ紐で行く時に気を付けること
抱っこ紐は、赤ちゃんが安心してくれるのとママの両手が空くので、長時間でなければママは動きやすいですよね。健診の待ち時間の間ずっと抱きながらあやすより抱っこ紐があるとだいぶ楽になります。ただ、ずっと同じ体勢になって赤ちゃんが窮屈になっていないか、夏場だと熱がこもることもあるので快適に過ごせるように気を付けてあげましょう。また、近くに人がいるときには赤ちゃんの靴を脱がせて、周りの人の服を汚さないように配慮しましょう。抱っこ紐は長い時間使っているとママの腰や肩が悲鳴をあげてくるかもしれません。なるべく、荷物は少なめに持つようにしましょうね。
- 赤ちゃんの体勢が窮屈になっていないか
- 靴を脱がせる
- 夏場は熱がこもるので暑さ対策が必要
- 荷物が増えすぎないようにする
定期健診に持っていきたい持ち物
健診のお知らせに問診表が入っていれば、記入をして当日もっていくのはもちろんですが、それ以外で持っていくと使えるものでいうと、一番使えたのはバスタオルです。集団健診の待ちの間、赤ちゃんはおむつ一枚で結構な時間過ごすので、おくるみ代わりに使えて便利でした。
あとは、母子手帳に成長記録を書いていれば相談のとき活躍します。書いてなければ、メモにまとめておくと気になる事、相談したい事をスムーズに話せるのでおすすめです。
私は、1ヶ月健診の時にうんちとおしっこと授乳時間の記録をとっていたノートを持って行ったので、助産師さんにも我が子のペースを伝えやすくて良かったです。
- 赤ちゃんの成長記録ノート(母子手帳)や相談メモ
- バスタオルやおくるみ
- おもちゃや絵本(まわりに迷惑にならないように音のならないもの)
行政にとっても定期健診は大切
悲しいことではありますが、虐待による赤ちゃんの身に起こる危険な問題が深刻化しています。最近では、一度も健診に来たことがない赤ちゃんが実は、虐待によって亡くなっていた…という事件もあったりして、かなりショックを受けたママは多いと思います。
行政としてもそれぞれの地域に住む赤ちゃんの成長を知ることがとても大切で、虐待などの問題の早期発見、対策・支援をしたり、今後の支援サポートの参考資料として情報を活用したりします。中には、赤ちゃんがすくすく育っていて特に相談したいことも無いし、と健診に行くのを面倒に感じるママもいるようですが、健診に行くことで赤ちゃんと地域との繋がりが出来るので、かわいい我が子を「所在のわからない行方不明の赤ちゃん」にカウントされないように健診に行って我が子の成長を知ってもらいましょう。
ちょっとしたお散歩やお出かけと考えて楽しもう
定期健診に行くことは、ママにとっても久しぶりのおでかけですよね。事前に調べる事、準備する事とたくさんあって不安に感じてしまうかもしれませんが、いざ出かけてみると準備した分おでかけが快適になるので、ママのリフレッシュにもなりますよ。
帰ってきたら、まだまだ抱っこもぎこちないパパに自慢するのもおすすめです。
私は、どや顔でパパにアピールして尊敬の眼差しをいただきました。赤ちゃんの気になっている事も専門の先生方に相談できたので、育児の不安が解消出来ました。赤ちゃんとのお出かけデビューを少しでも楽しめるようにしたいですね。
1ヶ月検診は赤ちゃんと一緒の初めてのお出かけになることも多いはず。十分に下調べと用意をしていこう。
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