「添い寝してないの?添い寝が楽だよ~自分も眠れるし!」とママ友から言われました。
私ももう少し眠りたい!と思うママは多いはず。私がまさにそうでした。
赤ちゃんは、とても小さくてふにゃふにゃで愛おしくてたまらないですよね。
我が子の寝顔を見ているだけで幸せ‥疲れなんて吹っ飛ぶわ!なんて思いながらも、授乳や寝かしつけに毎日奮闘しているママは実は疲れ度合いがピークかもしれません。
- 添い寝はいつからしてもいい?
- 添い寝のリスクとは?
- 添い寝のリスクを回避するためには?
- どうやって添い寝に変えればいい?
添い寝には賛否分かれるところもあるので添い寝の方法、メリットや添い寝によって高まるリスクを理解したうえで、ママには添い寝にチャレンジして欲しいと思います。
赤ちゃんとの添い寝はいつからできる?
一般的には生後1ヶ月を過ぎたころから、添い寝を始めるのは良いと言われています。病院からもすすめられる事もあるので、1ヶ月検診で問題なしと言われていれば安心して始められますよね。
私も1ヶ月検診の時に、「添い寝はしっかり準備をして注意点だけ気をつけていれば、行ってもいいですよ~むしろおすすめです。」と説明されたのを覚えています。
ただ、私自身が注意点を心配し過ぎてチャレンジ出来ずにいて、実際に始めたのは我が子が寝返りをマスターした頃からだったので、もっと早くから一緒に添い寝していたら良かったなと、今は思います。
赤ちゃんとの添い寝のメリット
赤ちゃんとの添い寝のメリットとして大きいのは、ママの存在を近くに感じられることで赤ちゃんが安心感を得られることです。
赤ちゃんは眠りが浅い時間が多いので、ちょっと物音がしただけでも起きてしまうことがあります。そんなときにも、添い寝をしていればママが近くにいるのがわかるので安心して寝付いてくれたり、ママもすぐあやしてあげたり、添い乳で授乳が行えたりとすぐに対応することができます。それが習慣になると赤ちゃんの寝つきがよくなってくるので、ママの寝かしつけによる寝不足を軽減できます。
添い寝で毎日寄り添うことで、スキンシップにもなり母子の絆が深まることで赤ちゃんの情緒が安定します。
- ママの存在を近くに感じることで、赤ちゃんが安心して寝付く事ができる。
- 夜中に赤ちゃんが起きても、すぐにママが対応する事ができる。
- 夜間授乳の際に、ママは起き上がる事なく添い乳ができる。
- 寄り添うことで母子の愛情が育まれ、赤ちゃんとの絆が深まる。
赤ちゃんとの添い寝のリスク
赤ちゃんとの添い寝を行うことで高まるリスクに注意が必要です。
赤ちゃんは、自分で体を上手く動かすことが出来ないので、眠るときには赤ちゃんの呼吸の邪魔にならないようにママの体勢や位置にも注意が必要です。赤ちゃんの突然死については現在も研究が続いている段階なので、これを完全に防ぐというのは難しいのかもしれませんが、赤ちゃんがベッドから落ちてしまうリスクや、大人の布団が赤ちゃんにかかって熱がこもってしまったり、窒息させてしまったりというリスクに関しては、注意することで対策方法もあります。
リスクを知ったうえで、しっかり対策をとり事故が起きないようにしましょう。
- ママの寝返りで赤ちゃんに覆いかぶさると、赤ちゃんは窒息してしまう。
- SIDS(乳幼児突然死症候群)のリスクが高まる。
- 赤ちゃんがベッドから落ちてしまう。
赤ちゃんとの添い寝は布団がいい?ベッドがいい?
赤ちゃんと添い寝でおすすめされているのは、ベビーベッドの高さを大人のベッドの高さと合わせて並べる方法です。
これだと、赤ちゃんが寝た後にベビーベッドのガードをあげると赤ちゃんに覆いかぶさるなどの事故を防げ、赤ちゃんの落下防止にもなるので安全です。布団の場合でも、ガード付きのものもあるので、大人用の布団と並べて使うようにしましょう。同じベッドで添い寝する場合は、赤ちゃんと一緒に眠れるように環境を整えてからにしましょう。
- 大人用のベッドとベビーベッドの併用する。
- 布団の横に形を変えられるチェンジングプレイスというグッズを敷く。
赤ちゃんとの添い寝する準備
赤ちゃんとの添い寝を始める前に、赤ちゃんの安全を確保できる環境を整えましょう。
ベッドや布団のまわりに物があると赤ちゃんが動いた拍子に顔にかかったりすると赤ちゃんは息が出来なくなってしまうことがあるので危険です。地震対策も兼ねて、まわりには倒れてくるものが無いかも確認しましょう。基本は赤ちゃんとママの布団は別々に用意して、ママの布団が赤ちゃんにかからないようにします。
我が子の場合は、布団をかけると目覚める事が多かったので、ベビー布団は使わずスリーパーをよく着せていました。大人と同じベッドに添い寝させるときには、マットレスも固いものにしましょう。沈むタイプのマットレスだと、赤ちゃんの姿勢にも良くないのと窒息の危険もあります。事故防止のためにも事前に準備をしっかり行ってから添い寝を始めるようにしましょうね。
- まわりに物を置かない。(地震のとき倒れてくるような物もしっかり固定する)
- 赤ちゃんの布団と大人の布団は分ける。
- マットレスは固いものを選ぶ。
赤ちゃんとの添い寝する方法
赤ちゃんとの添い寝する方法は、まず赤ちゃんの眠る位置を必ず壁側にしましょう。パパとママの間や上の子の隣などは危ないので気を付けましょう。ベッドが壁にくっついていない場合は、ベッドガードなどを使いましょう。添い寝のメリットの一つでもある添い乳をする際も、赤ちゃんに覆いかぶさることがないように、枕やクッションを使うようにしましょう。
- 赤ちゃんは壁側に寝かせる。もしくは、転落防止のベッドガードを使う。
- ベビーベッドの高さが調整可能ならベッドと高さを合わせくっつける。
- ママは添い乳で授乳をするとき、赤ちゃんに覆いかぶさらないように枕やクッションなどを使う。
赤ちゃんと添い寝する時の注意点
添い寝をすると、赤ちゃんも安心して良く眠ってくれるようになってくるとママはうれしいものですが、ママの体調が悪いときは無理して添い寝をしないようにしましょう。薬を飲んでいる時は、特に深い眠りに入るので、赤ちゃんへの配慮が十分に行えません。そんな時は無理せず、家族に変わってもらうようにしましょう。
それ以外でも、添い乳での授乳の際、覆いかぶさる体勢にならないように気を付ける事と、布団が赤ちゃんにかかっていないかなど、注意が必要です。
赤ちゃんの寝かせ方を変えるのは結構大変なので少しずつ慣らしていこう
添い寝にチャレンジしたいママは、はじめはドキドキで少し戸惑いながらの寝かしつけになるように、赤ちゃんも今までと違う眠り方にはじめは戸惑うので、なかなか眠ってくれないこともあります。
赤ちゃんも少しずつ慣れてくるので、ママはそれまではゆったりとした気持ちで構えましょう。我が子もはじめは抱っこでの寝かしつけから添い寝に変わるまでは時間がかかりました。
それでも、抱っこで寝かしつけていたころに悩まされた「背中スイッチ」よりは、時間がかかっても添い寝に挑む方が私自身の疲れがぐんと減っているのが分かったので粘りました。
今では、2歳になる我が子は一丁前にぬいぐるみの寝かしつけをするまでに成長しています。子供の成長は本当に早いものです。ママと赤ちゃんの眠りがより良くなるように、添い寝に少しずつでも慣らしていけるといいですね。
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