赤ちゃんと毎日一緒に過ごしているママにとって、寝返りは赤ちゃんの成長を感じられるもののひとつ。
我が子がなかなか寝返りをしないのに、同じくらいの赤ちゃんが、コロン!と寝返りをしてうつ伏せになる姿を見かけたりすると、うちの子は大丈夫?とどうしても気になってしまいますよね。
そこで、今回は赤ちゃんが寝返りをしない原因と、そもそも寝返りをさせる必要があるのかなど、ママが気になる事をまとめました。
- 寝返りが遅い時の病気の可能性は?
- 寝返りが遅いと成長も遅い?
- 寝返りが遅い時は何かした方がいい?
- 寝返りが遅い子は多い?
- 寝返りの練習は必要?
寝返りは個人差が大きいので遅くても心配ない
赤ちゃんが寝返りをするようになるのは、平均的に生後5~6ヶ月頃と言われています。
ですが、赤ちゃんの成長は個人差が大きくあります。
出来るようになる平均的な時期はあくまでも、時期的な目安であり寝返り自体は発達の目安になるものではありません。
そのため、寝返りが遅いからと言って心配する必要はありません。
赤ちゃん自身の好みによっても変わる動きのようです。
なかなか寝返りが出来ないからといって焦る必要はありません。この子はゆっくりペースだと受け止めて温かく見守るのがいいようです。
それでも、心配でしたら小児科の先生や定期健診の時に聞いてみると安心できます。
- 寝返りの時期は平均的に生後5~6ヶ月頃
- 寝返りは個人差が大きくあり遅い子もいる
- 寝返りが遅いからと言って心配する必要はない
ハイハイやつかまり立ちが先の子もいる
先ほど、個人差があると言いましたが、どれほどあるかと言うと寝返りよりハイハイやつかまり立ちが先に出来る赤ちゃんがいるくらいの差があります。
みんなの意見が集まっているので参考に。
寝返りが遅かったからと言って、その後の成長が遅いこともありません。歩き出したのも1歳1ヶ月で標準的です。寝返りが遅いからと言って心配になるのは親として当然だと思いますが、健康な赤ちゃんなら特に問題ありません。
- 寝返りよりハイハイやつかまり立ちが先に出来る赤ちゃんもいる
- 寝返りが遅かったからと言って、その後の成長が遅いこともない
寝返りが遅いのは心配だが窒息やSIDSの心配が減る
寝返りが遅いことは悪いことではないと話しましたが、さらにいいこともあります。赤ちゃんがうつ伏せ気にならないので、窒息やSIDSの心配がありません。
私の赤ちゃんは6ヶ月まで寝返りをしませんでした。夜中に2,3回は起きるので、生まれてからずっと私は寝不足状態でした。ただ、寝返りができずうつ伏せにならないので、心配事が1つ減って少しだけ安心できました。
寝返りが始まると、うつ伏せになったら仰向けにしたり横向きにしたりするので、その度に赤ちゃんを起こしてしまい、寝不足が加速した記憶があります。
今では、寝返りが少し遅くてよかったと思っているくらいです。
- 寝返りが遅いことのメリットもある
寝返りの練習は必要ない?
寝返りに限らず標準よりできるのが遅いと心配になって、練習させなきゃいけないと思ってしまいますよね。
しかし寝返りの練習は必ずしも行なわなくて良いものです。
寝返りしたくても中々出来なくて泣いてしまう時に、少し手伝ってあげるのが良いタイミングかもしれません。赤ちゃんがまだ全く寝返りをする素振りさえ見せない場合、もしかしたら赤ちゃんは寝返りが嫌いなのかもしれません。うつ伏せが嫌いな赤ちゃんは特に寝返りが嫌いな場合が多いので、無理に寝返りの練習をさせなくても問題ありません。赤ちゃんに無理やり練習をさせる事はやめて、出来るだけ赤ちゃんの気持ちに任せてあげましょう。
赤ちゃん自身がやってみたいと思うような声かけやコミュニケーションが大切です。赤ちゃんのまわりに音の出るおもちゃを置いて鳴らしてみたり、ベビーマッサージで優しく体を刺激してあげたりすると、赤ちゃん自身も意欲的になるのでおすすめです。
赤ちゃんの寝返りの練習法
1.赤ちゃんをうつ伏せの状態にして、ママの右手で赤ちゃんの右側の足首を優しく持ちます。
2.手に持った赤ちゃんの足を持ち上げて左足と交差させるようにして、赤ちゃんの体全体をクルっと回転させます。この時、ママの左手で赤ちゃんの腰のあたりを支えてあげると寝返りしやすくなりますよ。
3.赤ちゃんが楽しそうにしていたら、1~2回繰り返します。
ポイントは、赤ちゃんが腰をクルっと回転させるコツを覚えさせることです。ただ、「練習」としてだけではなく、ママとのスキンシップとして、赤ちゃんが楽しみながら行えることが大切です。
- 特に寝返りの練習は必要ない
- 赤ちゃんが寝返りしようとがんばっているができない時に少し手伝うくらいで十分
- 赤ちゃんとのスキンシップと考え楽しみながら触れ合う
まずは服や布団を見直してみよう
寝返りの練習もいいのですが、もしかしたら寝返りがしにくい環境なのかもしれません。
まずは、赤ちゃんの服装や布団等の周りの環境を見直してみるのはどうでしょうか?
赤ちゃんが動きづらい服装や布団の特徴を見てみましょう。
服装は、動きやすい服ですか?赤ちゃんの丈に合ってなかったり、着せすぎてダボダボになったりしていませんか?ひらひらや装飾があって動くのに邪魔になっていませんか?
赤ちゃんの服が動きを邪魔してしまっていることもあるので、厚着をしていて中々寝返りをしないときには、服を一枚脱がせたり、動きやすい服に着替えさせたりしてみましょう。夏生まれの赤ちゃんは、冬に寝返り開始時期にあたるので比較的ゆっくり寝返り出来るようになるようです。暖かくなる頃にすんなりコロン!と寝返りを打つこともあるかもしれませんね。
布団の場合、軟らかい寝具だと、赤ちゃんの体が敷き布団やマットレスに沈み込み、うまく力が入れられず体をひねてって回転することが難しくなります。
もし、柔らかい寝具を使っているのであれば、少し硬めの布団に変えてみるのはおすすめです。そして、硬い寝具の方が寝返りしやすく、寝返りをしてうつ伏せになったときに顔が寝具に埋もれて窒息する危険も軽減されます。
- 赤ちゃんが動きやすい服にしてみる
- 固めの布団にする
赤ちゃんと楽しみながら過ごそう
周りから「寝返りまだしないの?」なんて言われたりすると、ママとしては気持ちが焦ることもあると思います。
我が子の場合、首がすわってすぐの頃から寝返りをしたそうな動きを繰り返していたので、もう寝返りにチャレンジしているの!?と驚きましたが、少し体をひねって興味のあるものを確認するだけでした。
でも、ある日突然、我が子がやる気を出したのか、一生懸命寝返りにチャレンジし始めました。
実際に寝返りをしたのは大分たってからでした。中々寝返りをしないので、心配した時期もありました。
あともう少しのところでいつも手が抜けず泣いてアピールするので、そんな姿が可愛くて、我が子は泣いているのにママはニヤニヤしてしまっていたのが懐かしいです。
今思えば、お家の模様替えをした後だったので、周りの景色が変わり興味が沸いたのかもしれません。慌てず穏やかにこの子のペースだと、温かく見守ることが出来て良かったと思います。
赤ちゃんとの生活を一緒に楽しみながら成長を見守れるといいですね。
赤ちゃん自身が寝返りをしたいと思ったときがベストタイミング!
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