ベビーコロールを買って気づいたおすすめポイントや特徴とダメなところ

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私が小学生だった十数年前、積み重ねて遊べる色鉛筆や、同じように積み重ねて遊べるマーカーペンが小学校で流行っていました。

特に女子の間ではそれらの文具を集めることが一大ブームで、お小遣いを貯めては友達と文房具店に行き、沢山の種類を集めることがステータスでもありました。

数ある乳幼児用クレヨンの中でも、私がベビーコロールを私の娘のファーストクレヨンとして選んだきっかけは、積み上げて遊べるところや、積み上げたときの可愛さなど、そういった懐かしさから愛着が湧いたのかもしれません。

今回は、口コミでも話題の乳幼児用クレヨン「ベビーコロール」を実際に購入してみて、おすすめしたいポイントとダメなところを紹介します。

  • ベビーコロールを買おうか迷っている。
  • 他の子がベビーコロールを使ってみてどうだったか知りたい。
  • ベビーコロールは本当にいいクレヨン?
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ベビーコロールを買おうと思った理由

私の娘が1歳を過ぎた頃、ベビー用品店でショッピングをしていたときに、乳幼児用のおもちゃコーナーの一角にあるお絵かきコーナーに足が止まりました。

娘はすっかり物を上手に掴んで遊ぶようになり、手の力が付いてある程度細かい作業も出来るようになった頃だったので、「そろそろお絵かきも出来るのかなー」と思い、お絵かき関連の商品を見に行ってみると。

お絵かきコーナーのほとんどを占めていたのはクレヨンや色鉛筆などの筆記用具で、乳幼児が使用することに特化したクレヨンも沢山あることに気が付きました。

その中でも、私はベビーコロールが特に気になり買うことにしました。

数ある商品の中から、私がベビーコロールを購入しようと思ったのは、

  • デザインが可愛いので、もし娘が使わなかったらインテリアになると思った
  • 他の商品に比べて、鉛筆持ちする他の筆記用具への移行がしやすそうだった
  • 1番目立つ場所に陳列されていたので、人気がある商品だろうと感じた

というような理由からです。

次からは、購入のきっかけにもなったベビーコロールの特徴を紹介します。

ベビーコロールの特徴

乳幼児をターゲットにしている商品だからこそ、ほとんどの商品で安心・汚れにくい・持ちやすいという点が共通しています。

その中でも、ベビーコロール独自の特徴を詳しく説明すると。

安心な素材、安全な設計をしている

なんでも舐めてしまう赤ちゃんは多いと思いますが、ベビーコロールは赤ちゃんが舐めても大丈夫な素材で作られています。

固めの素材で出来ているので、赤ちゃんの力で噛み砕いてしまう心配は少ないです。

ベビーコロールの真ん中には穴が開いています。これは万が一飲み込んでしまったときに、空気が通るように開けられていています。

握り易く、折れにくい

ベビーコロールは形も特徴的です。

丸い部分は赤ちゃんの小さい手でも握り易い大きさで、赤ちゃんは握ったままでお絵かきをすることが出来ます。

固めに作られているので折れにくく、強く握っても少し乱暴に扱っても簡単には折れません。テーブルの上から落としてもなかなか折れないほど頑丈です。

汚れにくい

クレヨンは握っただけで手が汚れるイメージがあるママもいるかもしれませんが、ベビーコロールはつるっとしたなめらかの表面で、握っても手が汚れる心配はありません。

また、もし紙以外の場所に描いてしまっても落としやすい特徴があります。

私がベビーコロールの特徴の中で、特に嬉しいと感じたのがこの汚れにくいというものでした。

  • 口に入れても、飲み込んでも安全な設計。
  • 従来の細長い形より握りやすい。
  • 机から落としても割れない。
  • 手が汚れにくく、片付けが楽。

子どもが使ってみたらこんな感じだった

ベビーコロールを早速娘に持たせてみると、丸い部分がしっかりと手にフィットするようで、嬉しそうに握っていました。

初めのうちは大人からすれば殴り書きというような、少々乱暴な扱い方をしていた娘ですが、ベビーコロールは一切折れることもなく、本当に頑丈な固さだなと感じました。

テーブルから落としても折れにくいと1つ前の項目で紹介しましたが、実際に使ってみると、細くなっているベビーコロールの先を中心に、手に握る丸い部分がくるくると回るので、テーブルから落ちにくい設計なんだと実感しました。

1歳を過ぎていましたが、まだ何か手に持つと口に入れる癖があったので心配していましたが、自分で描くことに夢中で、口に入れることもなく遊んでいました。

  • 口に入れるより絵をかくことに夢中だった。

壁や床に書いても消えやすいのは本当?

ベビーコロールでお絵かきを始めてから半年くらい経った1歳半の頃、芸術が止まらない画伯(娘)は狭いキャンパスを飛び出し、床や壁に思いっきりお絵かきをしていたことがありました。

ちょっと目を離した隙の出来ごとで、その光景を見て一瞬血の気が引きましたが、子供らしいイタズラに叱る気になれず。落としやすい素材だというのを信じて、ならばちゃんと落とせるか試してみよう!と思いました。

一般的なクロスが張られた壁は、濡らしたタオルで拭くと簡単に落ちました。

床のフローリングは乾いたタオルで少し擦ったらある程度落ち、残りは消しゴムで簡単に拭きとることが出来ました。

ただ、床は無垢材だったため、子供の筆圧でへこんでいるような箇所がいくつか残ってしまいました。

ベビーコロールが消えやすいというのは実証出来ましたが、素材によっては注意が必要だと感じます。

  1. まずは乾いた布でこすってみる
  2. それでも落ちなければ濡れたタオルなどでこすってみる
  3. 素材によっては消しゴムでこすって落ちる場合もある

このように、洗剤などを使用しなくてもほとんどの場合で落とすことが出来ました。

壁や床に描いてしまったときに落としやすいのと同じで、洋服についた場合にも普段の洗濯で簡単に落とすことが出来ます。

洋服の素材や程度にもよると思いますが、ほとんどの場合で余洗いなしの普段通りの洗濯で落ちていました。

  • 従来のクレヨンより確実に落ちやすい。

実際に使ってみての感想

ベビーコロールを購入する前に、子育て支援センターで一般的なオイルクレヨンより少し太めに出来ている乳幼児用クレヨンを娘に持たせたことがありました。

オイルクレヨンだったので、持ち手に紙は巻かれていたものの、すぐに手は汚れ、すごい力で打ちつけるように描くので、紙に当たって削れたクレヨンが飛び散り、娘自身もテーブルの上も汚れ方が悲惨でした。

お絵かきを楽しませてあげたいと思う気持ちもありましたが、どこかで「クレヨンは掃除が大変そう」という印象があり、私の育児ではお絵かきを楽しませることから遠ざかっていたかもしれません。

そのようなこともあり、私がベビーコロールに1番期待していた「汚れにくい・汚れが落ちやすい」という部分が、実際に使ってみてママの立場で1番嬉しく感じたところです。

握るように持つベビーコロールは、小さいうちしか使えないのかなーと思っていましたが、2歳半になる長女は今でもベビーコロールで遊んでいます。

今ではお絵かきをするアイテムというよりも、指先にはめて遊んだり、積み上げて遊んだりしていることが増えてきました。

折れにくいからこそ長い間使えて、描く以外の遊び方も出来るベビーコロールは買って良かったと思う育児アイテムの1つになりました。

  • 汚れが付きにくいので掃除、後片付けのしやすさがよかった。
  • 3歳~とあるが1歳くらいでもある程度使えるし、長く遊べる。

おすすめのポイント

他の項目でベビーコロールの特徴としてあげた部分は、もちろんおすすめしたいポイントです。

今回は、それ以外のおすすめポイントを紹介します。

乳幼児の弱い力でも描ける

丸い部分を握りながら描くので、赤ちゃんの弱い力でも描くことが出来ます。

指先のトレーニングになる

積み上げて遊んだり、指にはめたりして遊べるので、指先のトレーニングにもなります。

私が購入したとき、娘の1歳半検診で小さな積み木を積み上げるテストがあると聞き、ベビーコロールでその練習が出来ました。

鉛筆持ちをする筆記用具に移行しやすい

手にしっかりとフィットし、握る感覚を覚えることで、長い鉛筆やクレヨンになったときに自然と正しい持ち方に移行出来ると言われています。

色の組み合わせを楽しめる

積み重ねられる特徴があるので、色々な色を組み合わせて色の組み合わせを楽しむことが出来ます。

同系色でもバリエーションがあるので、色彩感覚を養うきっかけにもなります。

片付けがしやすい

ベビーコロールは、どの種類のものでも専用のビニールバッグに入っています。ビニールバッグは、そのまま収納袋として利用出来るので、片付けにも便利です。

また、ビニールバッグは入れ口が広く、片付けるときは積み重ねるように入れるだけなので、小さな子供でも1人でお片付けがしやすいデザインです。

贈り物に喜ばれる

数種類あるベビーコロールですが、どの商品も価格帯は1000円前後で、シンプルで可愛いデザインの専用ビニールバッグに入っているので、ちょっとしたプレゼントにしたり、出産祝いに添えたりして喜ばれるアイテムです。

私もプレゼント用としてよく利用しています。

おすすめできないポイント

おすすめできないポイントもいくつか紹介します。

発色が薄い色がある

オイルクレヨンなどの比べると、全体的に描いたときの発色は薄くなっています。

特に黄色やパステルカラーシリーズは比較的発色が薄い色味が多いです。乳幼児の筆圧では目立たない色がほとんどでした。

ただ、お絵かきする紙を濃い色画用紙などに工夫することで、発色が薄いものでもお絵かきが楽しめます。

色選びに注意する

次の項目で詳しく紹介しますが、ベビーコロールはいくつか種類がありますが、最初の色選びに注意が必要です。初めて使うクレヨンになる乳幼児もいるからこそ、赤・黄・青などの基本になる色は揃えたいですね。

ですが、青が入っていないセットや、淡い色味のセットなど応用カラーと言えるような色合いのセットもあるため、コンプリート出来るように購入する予定がなければ、初めに購入するセットの色味が重要です。

細かい作業はやりにくい

手で握って書くので、書く部分(芯)は見えません。ぬりえなど細かい作業には不向きです。

ベビーコロールの種類

ベビーコロールアソート

  • ベーシックアソート12色、6色
  • パステルアソート6色

こちらのアソートシリーズは、専用ビニールバッグの持ち手が大きく、小さな子供が持ちやすいと思います。また、入れ口もアソートシリーズのほうが広くなっているため、片付けがしやすいです。

アソートシリーズには「青」が入っていません

ベビーコロールセット

  • ベビーコロール12color、6color
  • スイート6色

専用ビニールバッグにベビーコロールを収納すると顔のイラストが付くビニールバッグが目印です。

アソートセットに比べて、濃い色が中心になっています。

ベビーコロールを買うなら

最初に購入したいおすすめセット

上記の項目で紹介したように、ベビーコロールには大きくわけて2種類のパターンがありますが、どのシリーズのものでもベビーコロール自体の大きさに変わりはありません。

1色ずつばら売りはしていないため、どのシリーズを購入しようか迷ってしまいます。

初めての買うのに迷ったときは、ベビーコロール6colorがおすすめです。基本の3色が入っていて、他の色も原色に近い分かりやすい色のセットです。

特に月齢の低い赤ちゃんの場合、色がはっきりしているほうが認識しやすい傾向もあり、このセットがおすすめです。

購入する際のおすすめショップ

ベビーコロールは、トイザラスや西松屋などの子供用品を扱う量販店で購入することが出来ます。赤ちゃん本舗では月間セール強化品などになるとセール価格で購入出来ることも多い商品です。

最近では、ミキハウスなどベビー服ブランドでも取り扱っている店舗があり、私は出産祝いに添えることが多いので、重宝しています。

実際に見て購入出来ることにもメリットはありますが、ネットショップの利用もおすすめです。

Amazonや楽天市場では実際の店舗で購入するより安く設定されている場合が多いです。

お絵かきを楽しもう!

ベビーコロールを購入して以来、我が家では室内遊びの定番がお絵かきになりました。

1m程の大きなロール紙を床に並べて、休日はダイナミックにお絵かきを楽しんでいます。最近は、8ヶ月になった次女も参戦して、ベビーコロールを掴んでは嬉しそうに手を振りかざしています。

次女はまだまだお絵かきを楽しむのには程遠いですが、自分が手を動かしたことで色が付く楽しみを少しずつ見つけていってくれればいいな、と感じました。

私もそうでしたが、クレヨンで赤ちゃん自身や身の回りが汚れることで、お絵かきをして遊ぶことを嫌煙しているママも多いように思います。特に月齢の小さいうちは制御が効かないこともあり、狭い範囲でお絵かきをすることは少し難しいですよね。

乳幼児が使うことに特化したベビーコロールは、子供に優しいだけではなく、汚れが落としやすかったり、折れにくかったり、ママにも嬉しい商品だと感じました。

お絵かき用のクレヨンとしてベビーコロールはおすすめ!安全安心、そして片付けが楽です。

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