赤ちゃんを育てていると、何気ないふとした瞬間に「かわいいなぁ」と思うことはありませんか?
もともと赤ちゃんがあまり好きではなかったのですが、出産したら気持ちが変わり、自分の子も他人の子も可愛いと感じるようになりました。
出産を機に赤ちゃんや子供が好きになるママは結構いるようです。
今では、友人の出産報告を聞いただけでテンションが上がります。
赤ちゃん連れで出かけて、知らない人から「可愛い赤ちゃんだね」と言われると、自分が褒められるより嬉しくなりますよね。
自分の赤ちゃんはもちろん可愛いけれど他人の赤ちゃんも可愛いく思ってしまう。全ての赤ちゃんに共通する可愛い様子や、思わず「あるある」と言いたくなるような可愛い仕草を共有しませんか?
赤ちゃんはなぜかわいい?かわいいと感じる理由
私達は、なぜ赤ちゃんを可愛いと思うのでしょうか。
本能への訴え
その理由は、人間の本能にありました。
動物の赤ちゃんは厳しい自然界で生きていくために、生まれて間もなく歩けるようになり、早いものだと数か月と経たずに親離れをして巣立っていきます。
生まれてからは親に頼らず、自力で餌を探して生きていく動物もいます。
ところが、人間の赤ちゃんは頭の骨も柔らかく、首もすわらない無防備な状態で生まれてきます。
その無防備さが母性本能をくすぐり、人間の本能に訴えかける事で大人の保護を得るのです。
赤ちゃんはよく、両手をバンザイして眠りますが、まるで「無防備だから守ってね」と私達にメッセージを送っているようです。
頭が大きい、動きがたどたどしい、手足が短い、目が顔の低い位置にあるなど、赤ちゃん特有の状態は「ベビーシェマ」と呼ばれ、大人を惹きつけます。
これは人間だけではなく、動物の赤ちゃんにも当てはまります。
赤ちゃんのとってもかわいい仕草やあるある
赤ちゃんの可愛い「あるある」を、我が家の子供たちの体験とインターネットで見つけた情報から紹介します。
あなたの赤ちゃんにも当てはまる「あるある」が見つかるかもしれません。
からだの仕草やあるある
後頭部のはげ
首を自分で動かすようになると、後頭部がはげてきて、後ろ姿がちょっと切ないけど可愛いく思ってしまいます。柔らかくて細い髪の毛と小さい頭をつい撫でたくなります。
手足がボンレスハム
ムチムチの手足は、まるでボンレスハムのようで本当に可愛いです。
つやつやの肌と、肌の張りについつい触りたくなります。
横を向くと落ちそうなほっぺ
本当に落ちてしまいそうなほど、ふくよかなほっぺが可愛らしく、顔を動かす度にぽよんと動くところが堪りません。
うつぶせで顔を上げる
我が家のイチオシは、うつぶせの状態から一生懸命に頭を持ち上げている瞬間です。
少し切なそうに見つめてくる頑張っている表情が、我が子ながらすごく可愛くて、写真を撮らずにはいられません。
授乳時の首ふり
おっぱいを近づけると、「いやいや」と首を振りながらも近づいてくる様子が、何とも言えません。
おっぱいを近づけると必死にくわえて、手で揉み揉みしてきます。
動物の赤ちゃんにもよくみられる、可愛い行為ですね。
授乳時の上目遣い
母乳やミルクを飲んでいる時、無垢な目で上目遣いに見つめてくる様子が可愛くて仕方ありません。
じっと目を見ていると、プイと視線を逸らして飲むのをやめ、ママがほかの場所を見ているとじっと見つめてきて、急いで飲み始めます。
小悪魔です。
手を握ってくる
新生児でも、手のひらにちょこんと指を乗せると、ぎゅっと握り返してきます。
握り返してくる赤ちゃんに、とても愛情を感じるママやパパは多いと思います。
「ここにいて」と言っているようで、思わず抱きしめたくなりますね。
ハンドリガード
生後2~3ヶ月頃からみられはじめるハンドリガードも、とても可愛い仕草です。
ハンドリガードは、日本語で言うと「手をじっと見つめる仕草」で、何か不思議なものでもみるように自分の手を顔の前に持っていき、じっと見つめます。
口にパクっと拳を入れている事もあり、「お口には入らないよ」と言いながら、時を忘れて見つめてしまうママもいるのではないでしょうか。
寝ている時の仕草やあるある
眠っている時のバンザイ
我が家のあるあるです。
無防備な姿が可愛すぎて、眠っている我が子の頬をすりすりして起こしてしまう事も・・・。
赤ちゃんがバンザイで眠る理由は、手で体温調節をするため、リラックスしている証拠、胎内で丸くなっていた反動など、さまざまな説がありますが、理屈抜きで可愛い仕草だと思います。
足がM字
バンザイとセットで、足をM字のガニ股にして眠る赤ちゃんが多いです。
赤ちゃんにとっては、とてもリラックスしている姿勢だとか。
苦労して寝かしつけた後に、この姿勢を見ると疲れも吹き飛びます。
背中スイッチ
「眠いよ」のサインである寝ぐずりですが、ママがユラユラしながら抱っこしていると、落ち着いて眠ってくれます。
熟睡した頃にそーっと布団に置くと、可愛い目がパチリ。
不思議と起きてしまいますよね。
背中スイッチはとても大変。
でも、「一人にしないで」のアピールだと思うと、何だか可愛く思えます。
モロー反射
眠りながらも、物音にビクッとなる様子が「大丈夫?」と声をかけたくなるほどに可愛いです。
ビクッとなりがちな赤ちゃんは、おくるみやバスタオルでくるんであげると、落ち着く場合があります。
眠っているのに、口をちゅぱちゅぱと動かしている
授乳後のねんねの時によく見られますね。
おっぱいや哺乳瓶はもうないのに、目を閉じながら口をちゅっちゅっと動かしています。
クスクスと笑いがこぼれるような可愛さです。
寝返りが出来ないのに移動している
我が家のあるあるです。
首すわり前で寝返りも出来ないはずなのに、様子を見に行ったらベビーベッドの上で真横になっていて、ベッド柵から両足を出した状態で眠っていました。
どうやって移動したのか謎ですが、両足を柵から出したままバンザイをしながらスヤスヤ眠っている姿を見たら、思わずニヤニヤしてしまいました。
オムツ替えの時の仕草やあるある
太ももにくびれ
オムツが当たるせいか、太ももにくびれが出来ています。
ふっくらしたパンみたいで可愛くて、思わずいつも触ってしまいます。
オムツを変えた瞬間におしっこ
新しいオムツに交換した途端におしっこをされ、結局また交換するはめになります。
これが続くと疲れてしまいますが、たまにあるとクスっと笑ってしまいます。
おしっこの放物線がきれい
オムツを広げている時に、おしっこが綺麗な放物線を描いていると、もう怒る気は失せます。
思わず笑ってしまう面白い仕草やあるある
哺乳瓶よりママの手が良いの
ミルクをあげようと哺乳瓶を近づけたら、哺乳瓶ではなく、ママの手を引き寄せてちゅぱちゅぱと吸い始めました。
我が子に思わず萌える瞬間。
パパに話すと笑われます。
おならとくしゃみが同時
「あっ、くしゃみをするな」と思った瞬間、くしゃみと同時におならもしていました。
意外にも大きな音で、その場にいた大人は爆笑です。
おしりにシャボン玉
我が家の出来事です。
ベビー用のボディソープで赤ちゃんを洗っていたら、偶然おしりの割れ目にシャボン玉みたいな泡がついて面白い姿になり、浴室で大爆笑が起きました。
一瞬、えっと思う仕草やあるある
声をかけると眉間にしわ
赤ちゃんの名前を呼んで、振り向いてくれた瞬間、なぜか眉間にしわを寄せています。
目が合うと、にこっと笑ってくれるギャップが堪りません。
凝視する何もない天井や壁
何もない天井や壁をじーっと見たあとに、にこにこしながらキャッキャと声を出しています。
誰かと、お話しているのでしょうか。
考えはじめるとちょっと恐いですね。
握り拳の中にはごみがいっぱい
宝物でも握っているように、ぎゅっと握り拳を作っていますが、そーっと開いてみたらゴミだらけで、一瞬「えっ」と思います。
たまにママの髪の毛も握りしめている事も。
ほこりやごみを大事そうに握っていると思うと、胸がキュンとします。
マウストゥマウス
我が家の出来事ですが、上の子が横向きになっている下の子のほっぺにチュッとキスをしていたら、お腹を空かせた下の子が、口をパクパクしながら上向きになり、上の子のお口にチュッとしてしまいました。
それを見ていたパパもママも思わず「えっ」と声を出してしまいましたが、上の子は大爆笑でした。
おじさんぽい仕草やあるある
頭や首から加齢臭
赤ちゃんの頭や首のあたりから、赤ちゃんのイメージを覆すようなにおいがする事があります。
まるで、おじさんの加齢臭のようなにおいです。
でもちょっとくせになります。
げっぷがパパ並み
パパ並みの大きなゲップを出しておきながら、目を丸くしてきょとんとしている仕草がすごく可愛いです。
赤ちゃんは、小さなおじさんです。
大人顔負けのおなら
生後間もない頃は、ほとんどにおいがしなかったおならも、成長と共に臭くなっていきます。
パパと同じタイミングで大きいおならをする事があり、しかも臭いので笑いがこみあげてきます。
親子だなぁと感じる瞬間です。
赤ちゃんのかわいい仕草やあるあるを探してみよう
子育てをしていると、楽しい事ばかりではなく、時に落ち込んだり、時に辛くなったりする事があります。
ですが、イライラしてしまったり、少し嫌な気持ちになったりしてしまう事でも、我が子の良い所を探してみようと思って接すると、「ここがこんなに可愛い」という発見があります。
日頃の「困ったこと」が、「ほかのお宅でも起こる、あるあるなんだ」と分かると、少し安心できます。
我が子の可愛い仕草を探そうと思うと、色々見つかって、ついニヤニヤしてしまいます。
赤ちゃんの可愛い仕草や、日常のあるあるを探してみると、腹の立つようなことも笑いの種に、苦労も癒しに変わり、今より子育てが楽しめるかもしれませんね。
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