「森友学園」のニュースを連日見ていますが、土地の大幅な売却に始まり、異様な教育や体罰と言った新しいニュースが出てきています。森友学園が運営している「社会法人肇国舎高等森友学園保育園」でも子どもだけではなく保護者にまで言われなき脅迫めいた手紙や職場に電話をしています。
ブラック保育園はまだまだある
東洋経済のブラック保育園の記事を見て、「えっ、そんな保育園があるのか?」とびっくりした方もいるはずです。
さらに、この記事のコメント欄を見ると記事ある様なブラック保育園が例外ではないことがわかります。コメント欄にはブラック保育園を経験した保育士や通っている保育園を心配する保護者のコメントがぎっしりあります。
保育園の運営をしているとこういう話はよく聞きます。
保育士の募集をして過去の保育園の経験を聞くと大抵1つはこうした信じられない保育園や幼稚園の経験談が聞けます。
過去に聞いたブラックな体験談を少し書くと
・副園長が出勤した時に保育士がずらっと廊下に2列に並んで出迎える。
・1人の保育士が10人以上の子どもを保育する。
・朝から晩まで保育して帰ると書類作成して休む間もなく体を壊した。
こうしたブラックな体験談って急拡大している大きな企業、家族経営をしている社会福祉法人に多い気がします。
このような保育士不足の保育園ではどんなに保育士ががんばっても根本的な問題解決はできません。
ブラック保育園や幼稚園も急にブラックになったわけではなく、段々と積もり積もっていくとものです。
少しずつ人間関係が悪くなり、いい保育士さんほど辞めていく、転職や就職する保育士さんもいるけどやめる方が多くて残っている保育士も本当は辞めたいけど自分が辞めたら子どもにしわ寄せがいくのが嫌で辞められない。
既に子どもたちを何とか保育するだけで精一杯。
保育士が何とかすることって無理です。
メディアには頑張って欲しい
私はブラック保育園や幼稚園が変わるには森友学園のようにメディアに実名で取り上げられるしかないと考えています。
保育園を変えられるのは運営する代表者と園長だけです。
しかし、ブラック保育園や幼稚園では代表者と園長が容認しているまたは代表者と園長が根源となっています。
代表者と園長に考え方を変えてもらうか他の人に代わってもらうしかないと思うのですが、そもそもブラック保育園を平気で運営しているくらいなので少々のことでは変わることはありません。
変わるきっかけとして、メディアに取り上げられて保護者からの動きがありやっと変わると思います。
こうしたブラック保育園や幼稚園をほっておくと子どもの事故につながります。
今度、ブラック保育園の見分け方を書きたいと思います。
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