東京を中心に都心部では緊急事態宣言が解除されましたが、まだ自粛要請も出ています。
結局、どうすればいいのか悩まれている方も多いと思います。
私も4歳と1歳の子どもがいるのでとても悩んでいます。
コロナの新規感染者数に一喜一憂しながら、コロナ対策を必死にしてきたので今更かかりたくないという気持ち強いです。
実際に保育園の様子をみても同じような方が多いようです。
解除されたからと言って一気に増えるわけではなく様子を見ながら、自分の生活状況に合わせて少しの時間から保育園再開をしているようです。
6月から徐々に増えてきて2週間で約8割の園児が登園するまでになっています。
緊急事態宣言解除後もなぜ自粛要請は出ているのか?
緊急事態宣言が解除されてもすぐに保育園に登園再開とはならずに引き続き自粛要請は出ています。
なぜ、混乱するようなことをしているのでしょうか?
新規感染者数が0になったわけではない
緊急事態宣言が解除されましたが、新規感染者数が0になったわけではありません。
東京都でもステップ3に分けで段階的に営業を再開したり、自粛要請の緩和をしたりしています。
みんなが一気に行動を開始するとまた感染者数が増える原因となりかねません。
一気に感染者数を増やしたくない
感染者数を0人にするのは難しいですよね。
無症状の感染者もいるので、どこに感染者がいるかわかりません。
北九州市のようにクラスターで急増するケースもあります。
そのため、段階的に緩和することで感染者数を一気に増えないようにしています。
新様式に慣れるための期間
コロナ対策を行いつつコロナ前の生活に近い生活を送るための準備期間とも言えます。
withコロナと言われるようにコロナ以前と大きく変わる生活様式に合わせてどう行動したらいいのか確認しながら生活する必要があります。
緊急事態宣言中に在宅勤務で家にいた人も多いと思うので、保育園に行くときはどうなるのか、電車で通勤する時はどうすればいいのかを実際に体験しながら慣れる期間と考えるとうなづけます。
保育園のコロナ対策
保育園が再開されいざ通うとなると、保育園のコロナ対策が気になりますよね。
保育士も自分が感染したくありませんし、園長や代表も自分の園から感染者を出したくありません。
そのため、充分に感染対策を行います。
検温、手洗いの徹底
感染対策の1番は感染している可能性の検出です。
朝の体温測定や体調のチェックで確認します。
今までより厳しいチェックになりますが、風邪の症状でも一気に警戒感が高まります。
微熱や体調の変化は1日中注意して見ていくことになります。
次に手洗いです。
子どもたちはマスクをしたまま過ごすのは難しいので手洗いが重要な感染予防になります。
コロナ前の数倍の回数が必要になるでしょう。また、泡を付けて念入りに細部まで洗うので時間もかかります。
ここで気を付けたいのはタオルです。
衛生面を大切にしている保育園は前からペーパータオルだと思いますが、コロナ対策ではペーパータオル以外ありえません。
活動の見直し
3密というキーワードで密閉、密集、密接を避けるように話題になりました。
保育園はこの3密をどうしても避けるのが難しい環境です。
だからといって、そのままとはいきません。
避けられない部分と避けられる部分を洗い出し、活動の見直しが必要になります。
対象になる大きなものは行事です。
また、感染リスクが高いのが飛沫です。
保育園の活動では歌を歌う時と食事の時が他の時間より飛沫が飛びやすくなります。
どう対策するのか明確になっていないため、保育園も手探りでいろいろ試しつついい方法を見つけていくことになります。
消毒と換気の頻度アップ
飛沫の予防するため換気が大切になります。
建物の構造上、換気があまり行えないところもあるでしょう。
また、これから夏になって暑くなると熱中症も心配です。
消毒はこれまで以上に頻度が増えます。
特に消毒は細かいところまで何度も行うことになるので負担がかかります。
大切なことですが、保育以外のところでの時間が増えるのは心配です。
ストレスのケア
これまでの生活様式が変わるためストレスを抱える園児や保護者が増えることが想定されます。
これまで以上にコミュニケーションをとって、早めにフォローする体制が必要になります。
保育園側もこれまでにない相談もあると考えられるので役所との連携もしっかり取っておきたいですね。
保育園の再開でガイドラインを策定しつつ新様式に対応したい
6月17日現在、全員が登園していなくてもかなりの園児が登園再開しています。
経済が再開しだしているので、それに合わせて勤務先が営業再開していると思います。
保育園は徐々に増える園児に合わせてどうコロナ対策をしながらどう保育するのか見極めていきます。
最終決定したらマニュアル化して保育士全員ができるようにしたいです。
そうするとこの場合はどうすればいいかといったガイドラインが策定できるようになります。
まだ、どの保育園も手探り状態ですが保育園を超えて情報共有してコロナ対策を進めたいです。
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